8/14の未空風呂で「Sky burial」を書いたが、今回はその続編。
http://www.coo-an.com/blog/archives/date/2006/08/14
鳥葬の重要な役割を担う野性のハゲタカに、ある異変が起きていた。
それは、ハゲタカが遺体を食べなくなってきた現象が広がっている
という事実だ。これは8/13「減塩」ともリンクしているので、併せて
読んでほしい。
http://www.coo-an.com/blog/archives/date/2006/08/13
チベットにも急激に西洋文明がなだれ込み、若者には携帯電話や
iPod等の文明の利器が憧れの的となっている。当然、食文化の
伝統や医療面においても、チベットの伝承医学より西洋医薬で
の治療を望む人が増えている。
中国を始め海外から輸入される食物には、残留農薬や食品添加物
バリバリ。また長年飲んでいた薬の化学物質が体外に排出されず、
内臓に蓄積される。ハゲタカに言わせれば「な、何だ、この味は。
今までと違う!」という事で、遺体を食べたがらないのだ(笑)。
チベット人ですらこういう状態なら、日本人の遺体なんて全く
見向きもされないだろう。種の保存を第一に考える野生動物は、
危険と思うものは決して食べない。その点、賢いといわれる人
間は、実はあまりに無知なのかもしれないと思う。
♪狂牛病が流行った時、焼肉屋は大打撃だったが、その分、回転寿司屋は大繁盛。だが、安い回転寿司などで使われるネタは、ほとんどが養殖もの。その餌の多くに、肉骨粉(にくこっぷん)が使われていた事実は、ほとんど知らされないままだった。この事実にはかなりの圧力がかかり、公にされなかったのだ。