2006 年 8 月 4 日 のアーカイブ

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Pyromaniacs

2006 年 8 月 4 日

先日、朝刊の社会面を読んでいると、「木のジャングルジム全焼」と写真が
デカデカと載っていた。出火は真夜中の火の気のない所であり、放火の
可能性とある。くまぇり?

そして場所を見ると、ぬわ~んと私が毎年お花見に行くアノ公園ではないか。
今年の春も友人達と出かけて、枝垂れ桜を堪能したばかりだ。明治神宮と
並ぶ私の東京お気にスポットなんだよ。ぷるぷるぷるぷる・・・絶対に許せん!

みんな知ってるのかなと思い、すぐお花見メンバーにMailした。すると、

“し、知らんかった! そーいえば夕べ12時近く、サイレンが騒がしかったよ
ーな。実は先月初め、うちの斜め3軒前で火事。初めバイク、しばらくして家
に放火。うちの親戚なんだけど物置全焼! あんな近場で見たのは初めて
で恐ろしかった。野次馬もすごかった。犯人未だ捕まらず。卑怯者、出て来い”

えーっ、親戚の家の物置が全焼したって? ウソでしょ。初めて知ったよ。
もう驚いて、ケガ人はなかったのか心配になり、追加のMailを送ると、

“親戚の火事でケガ人は出なかったけど、焼けた中身は骨董品。昔から
伝わった普段使わない什器類で、私が欲しかった物。悔しいー(泣)”

ケガ人は出なかったと聞いて、とりあえずホッとしたが、それにしても貴
重な骨董品が一瞬にして灰になっちゃうなんて・・・ ますます許せない!

アンティークは2度と作れないんだぞ。くまぇりのように捕まってくれれば
いいが、未解決事件も多い。

昔、未空家が住んでいた台東区谷中の社宅は、後に社員の寝タバコが
原因で全焼した。責任者だった未空父は現場検証に立ち会い、焼け焦
げた臭いはスーツに染み込んで、しばらく消える事はなかった。

タバコの煙ですら抜けるのに数日かかるのだから、火事ともなれば
臭いだってハンパではない。それぐらい凄まじい威力なのだ。

経済が不況になると、放火が増えると聞くが、犯行動機の常套句
「ムシャクシャしていたから」では済まされない。放火は卑劣極まり
ないテロ行為であり重罪だ。

場所が近いだけに、友人の親戚の物置を燃やしたのも、木のジャン
グルジムを全焼させたのも、おそらく同一犯人なのでは? 警察は
一刻も早く捕まえてほしい。

「放火犯人は火あぶりの刑に処す」by ハムラビ未空法典
20060804
♪夕方、片手に網を持ち、麦わら帽子をかぶった少年がセミ取りをしていた。瓶の中には、かなりのセミの抜け殻が入っていたが、夏休みの自由研究なんだろうか。熱中症には気をつけてね。

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