2006 年 7 月 2 日 のアーカイブ

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お富士さん③

2006 年 7 月 2 日

富士塚でのお参りを無事に済ませると、デザイナーの友人はとてもスッキリ
したらしく、「小腹が空いた」と言いながら縁日の通りを歩く。

未空 「昔、駅の通りの方にも屋台がなかったっけ?」
友人 「そうだった? 覚えてないなぁ」
未空 「名物ヤンキーもいないね。時間がまだ早いからかな」
友人 「いや、イマドキいないっしょ」
未空 「そうかなぁ。祭りの時のお約束だと思うけど」
友人 「地方に行けばまだいるけど、東京はチーマー系になってると思うよ」
未空 「ウチらの時代は必ずケンカがあって、乱闘の場だったけどね」
友人 「時代が違うって(笑)」
未空 「ねぇ、ケバブ屋が多くない? トルコ人の作る本場トルコの味だって」
友人 「昔はなかったよ」
未空 「テキ屋もグローバルになってきてるんだね」
友人 「タイラーメンもあるよ。国籍関係ないね」
未空 「売れるのかな。ねぇ、パスタ揚げって何?」
友人 「パスタを油で揚げて、砂糖をまぶしてるんだね」
未空 「あんなの絶対なかったよ」
友人 「なかった。新たな味覚だね。ペットボトルのどデカい風船は何?」
未空 「ヒモが付いてるからリュック?」
友人 「でも、わざわざ空気を入れてるんだから、あの中に荷物を入れないでしょ」
未空 「確かに。でも、みんなしょってるよね」
友人 「浮き輪じゃないかな」
未空 「なるほどね。浮き輪だよ、浮き輪」
友人 「未空は何も食べないの?」
未空 「うーん、何にしよっかな。じゃがバタ屋多くない?」
友人 「射的も何気にあるよね。アイドルはKAT-TUNか」
未空 「型抜き屋がいないなぁ。お面屋もなくない?」
友人 「いや、あるよ。ほら、そこ。値段書いてないね」
未空 「昔、輪投げ屋があって、ちゃんと入るとその商品をくれるんだよね」
友人 「へぇ~」
未空 「でも投げ輪の直径より、大きなラジカセとかが置いてあるんだよ」
友人 「それはムリってモンでしょ(笑)」
未空 「でも、オヤジが“昨日、当たった人がいるよ”って平気でのたまうんだよね(笑)」
友人 「さすがはテキ屋!」
未空 「子供心に大人はウソつきだって思ったもん」
友人 「お好み焼きのキャベツとかってさ、絶対洗ってないよね」
未空 「洗うワケなーいなーい」
友人 「火を通すから大丈夫みたいな(笑)」
未空 「で、何食べるの?」
友人 「うーん、ココまで来たら銀だこかな」
未空 「って、いきなりチェーン店に行くか?」
友人 「うん、やっぱおいしいし」
未空 「お富士さんは衛生的に却下なワケね」
友人 「やっぱ銀だこならソース味だよね」
未空 「天つゆじゃないっしょ」
友人 「やっぱソースだよね、ソース」
未空 「そーっすそーっす(笑)」
20060702
♪村~の鎮守の神様の~今日は~めでた~いお~祭り日~ この舞台では何が行われるのだろう? 富士塚の麓にある小さな公園には、夏祭りの雰囲気が漂っている。こういうニッポンの風景を大事にしたい。

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