2006 年 6 月 7 日 のアーカイブ

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おっちゃん

2006 年 6 月 7 日

未空 「まだ写真見せてなかったけ?」
友人 「見てなーい」
未空 「この人だよ」

友人 「うわっ、おっちゃんだよ。おっちゃーーーん! 似てなーい?」

といっても、私の彼氏の写真を見せたワケではない(笑)。そっか、
おっちゃんか。彼女がウケていたおっちゃんとは、イエスの箱舟で
一躍有名になった千石イエスの事だ。

今から20年くらい前だろうか、イエスの箱舟事件というのがあった。
聖書を勉強するという同じ意思を持った独身女性達と、千石イエス
と呼ばれていた千石剛賢との共同生活がスキャンダラスな話題と
なり、たけしが主演して映画にもなった。

確かに千石氏は、信者の女性から「おっちゃん」と呼ばれ親しまれ
ていたが・・・ 友人は千石氏の顔を知っている訳ではなく、ただ
雰囲気やイメージなどがそう髣髴させたのだろうが、私はあまりの
意外な回答に、時間差で笑いが止まらなかった。間違っても関係者
の間では、写真の彼の事を「おっちゃん」と呼ぶ人はいないからだ。

昔、未空弟2号がある写真を見て、「このオッサン誰?」と言うので、
「○×△□の教祖だよ」と答えると、「えっ、マジで? ウソだろ。
どっかの土建屋のオヤジかと思ったよ」と驚いていた。また、頭が
象の姿をしたヒンドゥー教のガネーシャ神を見た友人は、「キモっ」
という超短い感想を残し、即退散(笑)。

感想はあくまで個人的見解であり、そこにいい悪い、正しい間違っ
てるはない。もちろん私は、未だかつてどの宗教団体にも属した
事はないし、写真の彼を個人的に崇拝しているワケでもない。

ただ、関係者の中にばかりいると、知らぬ間に感覚が麻痺している
事がある。写真の彼は単なるおっちゃんだし、○×△□の教祖は、
どっかの土建屋のオヤジだし、ガネーシャ神は、キモっ→即退散
だし(笑)。自分が関係者になればなるほど、外部の目線がとても
重要になってくる。そのバランス感覚が大事なのだ。

友人 「おっちゃんっていくつ?」
未空 「・・・歳ぐらいかな」
友人 「ふーん。老けてない?」
未空 「おっちゃんだから」
友人 「だよねぇ(笑)」
20060607

 
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