上司が部下に対して、あるいは新人研修などで「社内の“ほうれんそう”
を徹底する」といった話をする。ほうれんそうとは、「報告・連絡・相談」の
頭文字を取ったものだ。
先月から私は、一般企業、非営利団体、個人を含め、先方の事務処理に
対する不信感を募らせている。これは友人の会社でもシンクロしていて、
お互い嘆きのMailを送り、最後は人のフリ見てだねという結果で終わる。
例えば大事なMailを送っても確認の返信がなかったり、社内のA部署のスタ
ッフに断りを入れた件が、B部署のスタッフには知らされておらず、トンチン
カンな書類が届いたりetc.
同じ会社でありながら、連携が全くないのだ。つまり、横の繋がりがない。ある
会社に振り込みをしたが、いつまでたっても書類が届かない事を不審に思って、
電話をしたところ、金額は確認できているが、申し込みのMailが見つからない
という。まずこの時点で、不自然に思わないのか。そして、そのまま放置プレイ。
では、こちらから連絡しなかったら、永久にほっぽっとくつもりだったのか(怒)。
決して安い金額ではない! なぜ早急に調べようとしないのか。あまりに鈍感
ではないか。後で聞いた話では、主力で働いていた優秀な女性スタッフが2名
とも辞めていたという。
事務は会社の顔、核といっても過言ではない。どんなに素晴らしいものを扱
っていても、その会社の事務処理がいい加減であれば、一気に信用を失う。
事務スタッフには向き不向きがあり、有能な“人財(←材ではない)”は、
会社の宝だと思う。決して軽んじられる仕事ではない。事務社員をもっと
大事に扱ってほしい。伝わるべきものが伝わらなくなるんだよ。まさに、
どの会社もスタッフの“ほうれんそう”意識が問われているのだ。
今も私はある団体に確認のMailを送ったばかり。振り込んだのは2週間以上前。
何だか胸騒ぎがしてチェックしたところ、予感は見事に的中していた。ホ~ン
トにどうなっているのやら。♪あぁ~わかってくれとは言わないが~そんなに
オレが悪いのか~、トホホなため息をついている。
♪青森シリーズ こんなどデカい太鼓を見たら、モー叩くっきゃない。