ヴェーダの世界では、人は2度生まれるという。これは1度目は本来の誕生日であり、
2度目はマントラ（真言）を授かった日という意味だ。真言は各自異なり、これは一人
一人の天宮図から選ばれる。
ちょうど1年前の今日、ご縁があって瞑想のセミナーに参加し、私の真言を頂く事
ができた。ヴェーダ風にいえば、3/19が私の2度目の誕生日という事になる。瞑想
にも様々なスタイルがあり、どれが自分に合っているかは実際にやってみなけれ
ばわからない。
私は自分にとって大切なものは、全て一発直結で師に巡り会えるという特性を持つ。
ゴーマンかましてよかですか（笑）？ だから、教えてくれる先生によって、それが
私にとって真剣に取り組むべきものなのかどうかがわるといっても過言ではない。
とにかく最初に会った先生の技能レベル、総合的な人間力などが圧倒的に高い事！
これに尽きると思う。だが、それに気がつくのは後からなのだ。つまり、比較対象
となる「はぁ～？」という先生に出会って初めて、私はスゴい先生に教わっていた
んだなぁ、本当に有り難いなぁと痛感させられるのだ。手を合わせたくなる事も
しばしば（笑）。太極拳なんて、Y先生→S先生の流れじゃなかったら、絶対やめ
てたもんね。
私が守られていると確信するのは、そういう出会いに恵まれてきたからだ。瞑想
然り。寝る前に瞑想をするのとしないのとでは、大違いだという事を最近とみに
実感している。たかだか瞑想歴1年だが、体の変化は驚くほどに正直だ。
古代エジプトの医学パピルスに「患部の位置によらず、薬を使う時に唱える言葉。
これによって治療効果は何千倍、何万倍にも上がる」と書いてあるそうな。マン
トラの効能は古代共通の認識だった。言霊の使い方は、私にそのままはね返っ
て来る。
2nd Birthdayを無事に迎える事ができた事をヴェーダの神々、聖者、そして
私の周りの師に感謝したい。
