2006 年 3 月 9 日 のアーカイブ

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スーフィー②

2006 年 3 月 9 日

マーフィーなら聞いた事はあるが、スーフィー(Sufi)といわれても馴染みがない。
まずは、スーフィーをヤフったり、ググってみる事にした(笑)。

スーフィーとは、イスラム教徒の一種で(イスラームという宗教において)、神秘
主義的な教義を信奉する人々。コーランの内面にある真実に到達する事を目的
としている。禁欲主義的な厳しい修業を通して、神との一体を目指す。スーフと
はアラビア語で「羊の毛皮」の意味で、スーフィーとは質素に羊の皮を着て、
生活をしている人の意味。

伝統的なイスラム神学とは、相容れない思想を含むため、伝統派からは異端
視される。また、コーランの教え自体に戻るというイスラム原理主義とは相容
れないため、思想的に対立する。

19世紀から20世紀にかけて、イスラムの純化を訴えるワッハーブ派及び、政教
分離を掲げるトルコのケマル・アタチュルクにより排撃され、勢力を失った。

やはりスーフィーは異端だったか! 道理で共感できるセリフが多いはずだわ。
教えが全然イスラムっぽくないんだもん。「ラスト・バリア」の中では、スーフィー
のような神秘主義者同様、ダルウィーシュと呼ばれる一団が出てくるんだよね。
そして、どの世界にも聖人が存在する。

これは1976年に書かれたので、もう30年も前になるのか。著者のルシャッド・
フィールドはイギリス生まれ。歌手、骨董品商、株の仲買人を経験するが、スー
フィーに興味を抱くようになり、霊的な旅を続ける。その後、「ラスト・バリア」を
始め、メキシコのシャーマンとの出会いを書いた「見えない道」など十数冊を
執筆しながら、霊性について学ぶための学校をヨーロッパ、カナダ、アメリカ、
メキシコで運営する。現在はニューメキシコとスイスを行き来しているそうな。

私が共感できるスーフィーを排撃したモノとは?
20060309

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