2006 年 2 月 26 日 のアーカイブ

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天上の詩「バガヴァッド・ギーター(Bhagavad Gita)」

2006 年 2 月 26 日

昨年の4月から月に一度、天上の詩「バガヴァッド・ギーター」の解説を聞いて
いる。東洋の聖書ともいわれる聖典を読み解きながら、現代科学とヴェーダ
科学、現代医学とアーユルヴェーダ、宗教と哲学、愛と人生、時事問題etc.
その時々の話題に触れつつ、知識の拡充を図るという2時間のセミナーだ。

フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」によれば、マハーバーラタの
うち「バガヴァッド・ギーター(Bhagavad Gita)」は宗教上、特に重視され、
また著名な部分である。「バガヴァッド・ギーター」はインドの宗教書で、
ヒンドゥー教の重要な聖典の1つである。叙事詩マハーバーラタの一部
であり、サンスクリットで書かれた詩編である。神クリシュナと主人公
アルジュナ王子の対話の形を取る。

神(クリシュナ=ヴィシュヌ)と一体化し、我を捨て、持って生まれたDharma
(ダルマ:本分)を遂行する事を説いた。インドにおいては、「バガヴァッド・
ギーター」の占める地位は大きく、時にヴェーダよりも重要視される事もある。

「マハーバーラタ(Mahabharata)」は、古代インドの宗教的、哲学的、神話的
叙事詩。ヒンドゥー教の聖典のうちでも重視されるものの1つであり、また世界
三大叙事詩の1つとされる。「ラーマーヤナ」と並ぶインド二大叙事詩の1つで
もある。

パーンダヴァ王家とカウラヴァ王家の間に起こった同族間戦争を主題とし、更に
様々な伝承やヒンドゥー教の説話、詩などが付け加えられて、グプタ朝頃に成立
したとみなされている。伝統的には、作中人物の1人でもあるヴィヤーサの作と
みなされているが、実際の作者は不明である。原本はサンスクリット語で書かれ、
全18巻、10万詩節、20万行を超えるとされる。これは聖書の4倍の長さに相当する。

それにしても長っ! 月一での「バガヴァッド・ギーター」の解説は、2時間で詩
節8章ぐらいのペースなので、単純計算して1年に100章も進まない。全部終
わるには、どれくらいかかるのやら。先生を始め、みんな長生きしなきゃね(笑)
20060226

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