2006 年 2 月 9 日 のアーカイブ

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坐禅⑥

2006 年 2 月 9 日

さて、坐禅についてまとめてみたいと思う。体感派未空の結果から言うと、
冬の本堂はマジでさぶっ。裸足の坐禅は、つ、ツラい(号泣)。靴下を履い
ても良いと言われたが、まずは正式でという事でガマンの子であった。

私はどーしても結跏趺坐(けっかふざ)でやりたかったので、家で練習し
たところ、何とかできたゾ。といっても、かなりもどきではあるが(笑)。

蓮華坐(←結跏趺坐の別名)ができる、できないかは股関節の柔らかさ
にかかっているんだよ。私の場合、右側より左側の方が柔らかい事が
判明し、右足から組むとかろうじて結跏趺坐になる。正式なやり方でも、
まずは右足からだからね。常に左足が上にくるんだよ。

体がクラゲのような人は別として、結跏趺坐はやろうと思わなければ、
絶対にできないポーズだ。住職さんも「これも慣れですから」と言って
いたではないか。訓練あるのみ。声を大にして言いたいのは・・・

「寒かったら靴下は履くべし、履くべし!」
 
とてもじゃないけど集中できないもん(号泣)。私の瞑想はいつも
寝る前に行うので、下半身は暖かい布団の中で、足はラク~に組ん
でいる。上半身はウールのロング・カーデガンを羽織っているので、
寒さとは無縁。だから、本堂での坐禅は余計にツラく感じたんだと
思う。なんてったてヤワなモンで、どーもスミマセン(笑)。

このお寺では1ヶ月に1度、坐禅会がある。住職さんは「自宅でもでき
ますよ。イスに座りながらでも結構です。まずは続ける事が大切です」
と言われた。これは坐禅に限らず、みんなそうだよね。

私は目をつぶってはいけないと言われたが、しっかりつぶっていた。
足は結跏趺坐(けっかふざ)ではなく、ラクなあぐら状態で、手も
法界定印(ほっかいじょういん)を組まず、手の平を上にして膝に
置いていたいと思った。つまり、これはすでに坐禅とは呼べない、
My瞑想スタイルなんだよね。でも、これが今の私にとって、一番
ラクな方法である事には違いない。

坐禅でも瞑想でもムリは続かない。誰もが伝統なり、非伝統なり、
それぞれの“坐禅”で構わないと思う。要は、心を静め、自分と
向き合う事ができればいのだから。私は私に従っていこう。
20060209

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