月に住んでるのは何?と聞かれたら、日本では大体「うにゃにゃん
(=ウサギ(笑))」で、何をしてるの?と聞かれれば、「餅つき」と
答える人が多いと思う。少なくとも私はそうだ。
その根拠とは、月には薄暗い模様があり、その形がウサギが餅を
ついているような形に見える。ただそれだけの事。だって、中国
ではヒキガエルが住んでるんでしょ(笑)。それじゃ、他の国では?
Netでザッと調べただけでも、本を読むおばあさん、ロバ、泣く男、
髪の長い女性、ワニ、ライオン、水桶を運ぶ男女、二宮金次郎(薪を
運ぶ人)、吠えるライオン、ハサミが1つのカニなど。えーっ、こ~ん
なに違うの? へぇ・へぇ・へぇ(笑)。
月の薄暗い模様の正体は、「海」と呼ばれる平原のような部分で、
月はいつも地球に同じ面を向けているため、地球から見た月の模様
は変化しない。色々なものに見える月の模様は、実は全て同じもので、
月を見る向きや、その土地の自然・習慣・伝統などが関係して、色々
なものに見られるそうな。
確かに、ウサギのいない太平洋の島々では、ウサギに連想される事
はないハズ。その代わり、ライオンやワニなど、その地域に棲んでいる
動物に見られる場合が多いんだって。また、二宮金次郎や桶を運ぶ
男女に見られるように、その土地に語り継がれた伝説や、神話の人物
に見られる場合も多いとか。
まさに所変われば、常識変わる! それぞれのお国柄が出ててオモ
シロイよね。今度、フランス人のNadineやカナダ人のPaulette、アメリカ
人のDennisにも聞いてみたいモンだわ。
これからは「うにゃにゃんの餅つき」ではなく、「薪を運ぶ二宮金次郎」
をイメージして、お月見をしてみよう・・・
って、ずぇんずぇんロマンチックじゃないぢゃん(笑)