「自分への快気祝いとして“亡国のイージス”を見せてやりました。仙石伍長(真田
浩之)が職務遂行中も、普通のオヤジっていう風に描かれていたのが良かったです。
人や国家を存命の危機から救うのは、案外普通の人だったりしますよね。“高い
専門性を持った普通の人”が私が目指す人間像です。
アイギス(イージス)はギリシア神話に登場する山羊。母親レアの代わりに、ゼウス
に乳を与えて育てたとされます。死後、その皮はなめされ、ゼウスの娘アテナに与え
られ、彼女の持つ盾となりました。その盾もまた“アイギス”と呼ばれます。
後にペルセウスがメデューサの首を刈り、その旅路の最後にメデューサの首をアテナ
に献上します。アテナはその首をアイギスにはめ、向かってくる敵を石に変える無敵
の盾にしてしまいました。“絶対の防御手段”の意味を付与されたアイギスは、現代
ではイージス艦などに名を残しているという事だそうです」というMailを頂いた。
快気は自分に対する回帰でもあるので、本当に良かったね。おめでとうございます!
イージスってそういう意味だったんだ。へぇへぇへぇ(笑)。そういえば、未空父が
前に調べていたような・・・ でも、知らなかったなぁ。
絶対の防御手段がイージスだとしたら、絶対の攻撃手段はどんな名前だろう?
ディフェンスに対するオフェンスだね。ゴーゴン(←髪の毛がヘビの女怪物)
だったりして(笑)。意外なところで、神話の中の名前が使われたりするから
おもしろいんだよね。レーダーに映らない戦闘機「ステルス」にも意味がある
のかな?
彼女の目指す「高い専門性を持った普通の人」とは、ちょっとニュアンスが違う
かもしれないが、志村けんが著書の中で「常識人の変人」を目指すみたいな事
を言っていた。
彼は仕事の時は30分前にスタジオ入りして、遅刻した事がないそうな。遅刻をした
段階で、すでに相手と同格ではなくなるのが嫌だとか。どんなに好きになった女性
と暮らしても、長くて3年。最初は気を遣っても、自宅で脚本を書いたりなどの仕事
をするようになるので、だんだん相手の存在がうとましくなるそうだ。皆を笑わせる
ようなクラスの人気者は、プロのお笑いにはなれないとか。ネタ作りは常に一人。
ネタに詰まると、コントの原点に戻って、ベンチが1つだけあるという設定から始め
るとか。自分が大の酒好きなので、お酒の飲めない女性は論外なんだって。じゃ、
私はダメって事ね、フン(笑)。チャップリンもそうだけど、お笑いの人って屈折して
いて、どこか孤独感が漂う気がする。たけし然り。
私はごくフツーの人ではあっても、高い専門性がないので、そういう人に憧れる
んだと思う。一味では勝負できないから、七味未空。といっても七味もないので、
三味ぐらいで何とか・・・ やっぱダメですか・・・ ヒロシです(笑)