2005 年 7 月 のアーカイブ

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幸せの薄紙

2005 年 7 月 11 日

「いつも幸せを感じている人は、この世界全体の幸せを増やす事に、毎日手を貸し
ている事になります」というのは、イギリス人のジェームズ・アレンさんの言葉です。

でも、幸せな時は、何にでも「幸せ~」と感じられますが、辛い時は、「笑え」と
言われても難しいものです。だから、そういう時は、小さな幸せで、薄紙を重ね
るように自分をくるむといいですよ。辛い時に明るい気持ちになるには、自分に
幸せ感、快適感を日常生活で与えてあげる事が、とても大切です。

辛い時、無理に明るく振舞おうとすると、無理がきて、できない自分がもっと
辛くなります。だから、好きな音楽を聴いたり、ケーキを食べたり・・・という
「ちっちゃい幸せ」を、薄紙を重ねるように体験していく事が、やがて自分を
大きな幸せでくるむ、一番の近道なのかもしれません。

幸せは「あの人がこうしてくれたら、私は幸せになるのに」とか「100万円がここ
にあれば、私は楽になるのに」とか、誰かに何かしてもらう事や、ないものを手
に入れる事だと、ちょっと手間がかかるので、なかなか近づいてきません。

だから、ちょうどいい温度のお風呂につかったり、スーパーでなくて、露天で売っ
ている朝取りの真っ赤なトマトにかぶりついてみたり・・・そういう小さな幸せで
自分を「ほっ」と満たしていく事が、自分の元気ホルモンも活性化させて、心も
穏やかに気持ちも、明るくなる事につながるのでしょう。

そうなると、自然と優しくなれるから、人間関係も良くなりますし、そういう人に
はチャンスもやって来やすくなります。そして、自分が求めている大きな幸せも、
いつの間にか手に入れていたりするのです。落ちこんだり、辛かったり、誰か
を責めたくなるような時こそ、自分を幸せにするちっちゃな事をやりましょう。

自分が幸せである事こそが、世界中の幸せを底上げする事になるのですから!

幸せの種は、あなたの中に眠っているのです! 誰もが幸せになるために生ま
れてきました。幸せな人はさらに幸せに。そして、苦しい人は、苦しい事は
必ず幸せの種なのだから、心配しないで。もっと幸せになりたい人、今、転機
を迎えている人、人間関係で悩んでいる人、もっと上手にお金と付き合いたい人、
もっと自分らしく生きたい人、大きな壁に突き当たっている人・・・

全ての人の心の中には、幸せの種が眠っていて、それはあなたに水をまかれ
るのを待っているのです。そして、たゆみなく水をやり、肥料をあげ続ければ、
種はやがて、茎を伸ばし葉を広げ、ステキなハッピーの花を咲かせます。

気がつけば、自分はハッピーの花畑の中で、ニコニコと微笑んでいるのです。
だって、誰もがハッピーのステキな花を咲かせる事ができるのですから!

/恒吉 彩矢子
200507111

瞑想2nd Stage最終日 in 東京・自由が丘

2005 年 7 月 10 日

自由が丘の会場に着くと、ヨガマットが所狭しと並んでいた。えっ、こんなに本格的
にやるんだったの? 私は小学生の頃からカラダが固く、マット運動が超苦手だった。

跳び箱は未だに飛べないし、でんぐり返しはできるものの、後ろ返りができず、
いつも隣の女の子にぶつかって「未空ちゃん、痛~い」と顰蹙をかっていた(笑)。

ヨガの体操に入る前に、まずはインド六派哲学の説明から。私はヴェーダを学ぶ
ようになって、自然とインド哲学に興味をもつようになった。なぜなら、「私が
宇宙であり、宇宙は私である」という教えに共感したからだ。

インドの哲学者達はおよそ3,000年にわたって、一貫して「自己」と「宇宙」とが、
本質的に同一であると訴え続けてきた。そこで「初めてのインド哲学(立川武蔵
著:講談社現代新書刊)」をアマゾンで買ったのだが、これで初めてレベルな
ワケ?っちゅーくらい難解で、何度読んでもアタマに入らなかった(泣)。

青山先生は「瞑想をやっていれば、わかるようになりますよ」と言うが、そもそも
知識レベルが違うんだからさぁ。「いいえ、私には絶対ムリだと思います!」と
キッパリ反論しておいた(笑)。

YOGA(ヨーガ)とは体操で有名だが、元は「結合・統合」という意味で、インド六派
哲学の中の一派だ。3~4,000年前からあったらしい。今、ブームになっている
ハタ・ヨーガの「ハタ」とは、HA=陽(太陽)、THA=陰(月)を表し(←へぇへぇへぇ
へぇへぇへぇへぇ(笑))、体操、呼吸方等によって、陰陽を統合する技術を指す。

瞑想前にヨーガをやると良いらしい。というのも、先に粗雑な事をしておけば、
何らかの不調がある程度、解消できるからだそうな。前屈、背中立ち、肩立ち、
コブラのポーズ、バッタのポーズ、ガス抜きのポーズetc.を教えてもらったが、
「死骸のポーズ」以外、カラダの固い私にはとてもとてもムリで、唯一できそ
うなのが、ヨーガではない「ゴロンゴロン(←勝手に未空命名(笑))」。

頭を床につけた状態で、両足を抱え込んで、ゴロンゴロンと左右に転がる。これ
を10往復。気分は変形起き上がりこぼしで、私の瞑想前の準備体操に決定(笑)。

それにしても、ヨーガは身体的にはハードで、歳をとってからじゃ始められない
と思ったよ。基本的に若いヒト向けだね。しみじみ・・・ 昼食後は心と体の
関係についてより深く学ぶため、アーユルヴェーダのドーシャ理論、及び更に
精緻なサブ・ドーシャ理論等を学ぶ。

それにしても、私の飽きっぽさはヴァータ(風)体質、お腹が空くと機嫌が悪く
なるのはピッタ(火)体質、脂肪をため込むのはカファ(水)体質etc. 一番
何が優性なんだろ(笑)? 脈診を受けてみたいなぁ。

皆で瞑想をした後、個人面談で終了となる。ホワイトボードに名前が書かれる
のだが、なぜか私だけは「空庵」になっていた(笑)。宣伝して頂いて、どうも
ありがとうございます! だが、私の名前は永遠に覚えないと思う(笑)。

私の順番はブービー。修行僧曰く「ミックーでしたっけ?」「いいえ、Mikuです、
ってどーでもイイんですけどぉ」。そーいえば、昨日は「空庵ちゃん」とも呼ば
れたような(笑)。色々と勉強になって楽しかったです。充実した2日間をどうも
ありがとうございました!
20050710

瞑想2nd Stage in 東京・自由が丘

2005 年 7 月 9 日

PM1:00過ぎ、どこの修行僧がいらしたのかと思いきや、青山先生だった(笑)。
お会いするのは1ヶ月半ぶりか。ヨーロッパ巡礼の旅の途中、電気カミソリの
入ったバッグがなくなり、ヒゲがそれなくなったとか(←普通のカミソリでは
ダメな方らしい)。帰国後、剃るのももったいないと考え、本日、修行僧の
お目見えとなった。ずいぶん、印象って変わるもんだなぁ。軍服とか着たら、
明治時代の元勲みたいで、昔の仁丹のラベルを思い出してしまった(笑)。

今回、先生にはあるお願い事をしたので、失礼とは思いながらも、ささやかな
“お駄賃”を郵送した。先生はそれを覚えておられたようで、本来なら私から
御礼を言わなければならなかったのだが、先生の方からご報告を頂いた。
この件については、とても有り難く、心から感謝している。

だが、休憩ごとにトイレに並ぶ私を見て、「またですか?」「えぇ。余分なモノ
は排出したいので」と言うと、「相変わらず表現が生々しいですよね」と笑わ
れてしまった。あのぉ、ワタシって今までそ~んなに生々しい表現してまし
たかぁ?と聞きたかったが、まぁ性格はストレートだしぃぃぃ、毒舌だしぃぃぃ
とゆーコトで、勝手に納得する(笑)。

2nd Stageでは新たに真言(マントラ)を授かる訳ではなく、瞑想中に体のどこ
に意識するかを一人一人に教えられる。私には最近、気になる部分があった
ので、そこかなぁと密かに思っていたが、見事ハズレだった。ここ1週間に
起きた出来事を考えるにつけ、私にとって瞑想はもはや、人生のサバイバル・
ツールと化している。大げさに聞えるかもしれないが、本当にそうなのだ!

瞑想は早朝が好ましいといわれるが、私は超深夜型ゆえ、瞑想は寝る前の
お約束で、すでにクセとなっている。おかげで睡眠不足特有の、あのボーッ
とした宇宙遊泳のような感覚が全くなくなった! まさに奇跡! これだけで
も大進歩だと思う(号泣)。

瞑想が効いてるか効いてないかわからなかったが、終わった後、ゴロンと横
になると確実に変化がわかる。やたらエキサイトして寝つけない時もあるが、
大抵は体全体に膜が張った感じになり、スーッと眠れる。これがまた心地
いい。時々、赤ちゃんに戻った気分になるから不思議だ。

先日、心優しき友人が贈ってくれたアラン・コーエンの本の冒頭には、「祈りとは、
嫌がる神に願いを聞いてもらうのではなく、神が喜んでしようとしてくれている
事を受け取りに行く事なのです(フィリップ・ブルックス)」とある。そして、「今、
祈りが復活し始めています」と。祈りの復活か。ロンドンのテロが象徴的だ。

寂庵(BBS)に「ゆっくり焦らずできる事を1つずつ、無理をしないで頑張ろう
と思います。ありがとうございました。お祈りの瞑想も何だかホッとしました」
というカキコがあった。私のつたない「祈りの瞑想」でも、この世界の誰か
一人でもラクになってくれるんだったら、それが一番うれしい。

空庵の立ち上げ当時からのコンセプトは、「今よりラクになる」それだけだ。
1人の完治より100人のラク。2nd Stageで習った新たな技法で、更に深い
意識を目指す。ゆ~っくりじ~っくりマイペースでね。明日の瞑想セミナー
はAM10:00~PM5:00。さぁ、お弁当持って出かけよう!
20050709

続Closing

2005 年 7 月 8 日

5月半ばにカナダへと、鉄砲玉の如く飛び出したデザイナーの友人は、いつ帰国する
かわからない(笑)。だが、陶芸教室の存亡は大問題なので、真意を確かめるべく、
日本にいる先生に電話をかけたそうな。

「現在、全生徒数は160名。結構いるじゃん?と思うけど、決して増えてはいないん
だって。金曜日に担当者が説明しに来たらしいけど、みんな唖然としちゃって、反論
も何もなくしーん、としてたそうよ。前回クラスが減った時は、そのクラスのおば様
達が、ものスゴい勢いで詰め寄ったらしいけどね。クラス削減で落ち着いたと先生達
も思ってたところに、つい先々週になくなるって、事務局から連絡があったんだって。

一度崩れると、こうなるのかしらねぇー、なんて言ってたよ。陶芸教室は改装して、
多目的スペースとして使うらしいよ。窯や轆轤を置いてたら、陶芸としか使用でき
ないけど、フリーにしたら講義とか、クラフト教室とかに使えるって事らしい。

改装費だってバカになんないと思うけどねー。そこで、先生達はどうにかやれない
だろうか、これから考えるそうよ。小さい教室借りて作って、先生達の窯で焼くか、
それには運搬に手間かかるし。んー、どうなるんでしょう? 今の窯を崩して、また
建て直すのはやっぱり大変みたいで、破棄になるみたい。建てるっていってもどこに?

誰の敷地に? 誰の管理に?ってな問題も大きいよね。あぁ、なんて勿体ない! 
太極拳もそうだけど、地元で安くできる所を探せばあるもんね。特に、時間のある
リタイヤした人とかだったら、今さらプロを目指す人も少ない訳だしね。陶芸教室
だって、星の数ほどあるわなー。ま、帰ってから状況判断しよう。必要なら、どこか
で窯に巡り合うだろうしね、ってすでにここで、素敵な工房に巡り合ってるけど(笑)」

かーなーり居心地イイんだろうなぁ。ホストファミリーには、「もうカナダに足半分
突っ込んでるんだから、こっちに住んじゃいなさい」とか言われてるらしい。モノ
作りの環境としては申し分ないもんね。太極拳のS先生に「陶芸教室が閉鎖に
なるんだって」と話したら、「えーっ、本当に? 初耳だわ」と驚いていた。

最近のカリキュラムをよく見ると、「会社帰りの~入門」とついた生け花や株式、
雅楽etc.が目につく。だが、入門の後に続く中級はおろか、初級の教室さえ見当た
らない。つまり、誰でもがフラ~ッと立ち寄れる、お気軽な教室を増やしたいのだ。

ターゲットは昼間働いていて、ある程度お金を持っているサラリーマンやOLといった
一見さんのみ。リピーター客は最初から眼中にない。継続は力なりと同時に、マン
ネリ化を避けたいといった思惑がある。これは習い事に限った事ではなく、仕事でも
HPでも何でもそうだろう。今の先方に課された使命は、目新しく切り口を変え、知的
好奇心をかき立てるような斬新なカリキュラムを次々と生み出す事、のみ。

もちろんビジネスなので、そういう経営方針はイマドキ十分に理解できる。私や彼女の
ように、同じ教室に10年通ってること事体、すでに超少数派で天然記念物なのだよ(笑)。

S先生には「太極拳を10年続けられるなんて、マニア以外の何者でもないわよ」と
言われてしまった。ほぇぇぇぇぇぇぇ~。色んな事に挑戦するのも好奇心だが、
1つの事をじっくりと掘り下げていくのも好奇心ではないだろうか? そのどっち
も兼ね備えるような経営はできないものか?・・・と、マニアの私は考えている。
20050708

ゴトンロヨン

2005 年 7 月 7 日

バリでは、「ゴトンロヨン(助け合い)という習慣があって、
自分ができる事をやって助けて、自分も必要な時に助け
てもらうという事を、普通にしています。

ゴトンロヨンのために、年に半分くらい、祭りや手伝いを
して費やすような事もあるそうです。「自分の事で精一杯
なのに、他の人の事をやるヒマなんてない!」。私などは
思ってしまうのですが、バリの人にとっては、恵みを受けて、
恵みを還す。それが祈りであり、生きる事なんです。

「自分が頂いた才能を、還元するのはアタリマエ」。時に
シンドくても、それがアタリマエ。自分の才能は、神様から
頂いて磨いたものなのだから、それを発揮して生きるのが、
生まれた意味。才能を発揮して分かちあって、恵みを還す。
それが、才能を授かっている意味だというのです。

「才能は分かち合うために授かった」
「授かったものだから、有り難く還元させてもらう」

それを素直に実行しているのが、バリ人の生き方なのです。
才能を発揮したら、お金や評価が伴ってくる事があります。
でも才能は、お金儲けや名誉を得るためのものじゃないん
ですね。それは付随してくる余禄みたいなもので、本当は
「分かち合うために、授かったもの」なのです。

お金や評価は、「分かち合うため、よく才能を発揮するように」
という、エサ(笑)みたいなものなのですね。授かった才能を
分かち合ったら、うれしい事が起こるのです。だから、「自分
にできる事は、分かち合ったもん勝ち」なんですよね。

全ての人が、皆それぞれ、たくさんの才能を持っているのです。
誰もが、自分を輝かせるために生まれてきました。自分にでき
る事を分かち合えば合うほど、うれしく幸せになっていくのです。

それが、笑顔を向けたり挨拶するという、どんな小さな事でも、
「授かった才能の分かち合い」。時に、自分がやった事を認め
させたいと思う事や、自分をスゴいと思わせたいという欲求に
気づく時がありますが、自分にできる事は全て、「分かち合う
ために授かったもの」なんですね。

そう思うと、傲慢になりそうになっても、いつでも謙虚に「有り
難いなぁ」と思う事ができます。「自分が頂いた才能を、還元
するのはアタリマエ」。バリ人のシンプルな思考には、本当
に多くの事を気づかせてくれます。

/恒吉 彩矢子
20050707

新月「蟹座サイン」

2005 年 7 月 6 日

「新月に祈ると、願いが叶う」シリーズ。一部では、かなり話題になっています。
発信元は「コンシャス・リビング」のセミナー等を運営している日本事務局。
懇切ていねいに、願い事を叶えるリストの作り方・ポイント付き! とりあえず
あなたもやってみませんか?

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先月、6月21日に夏至と満月がほぼ同時に起きました。残念ながら、東京では
その姿を見る事はできませんでしたが、サンタモニカでは日没と同時に、稀に
見る大きさで満月が見えたそうです。夏至とは、太陽が蟹座サインに入った
瞬間でもあるのです。蟹座は四元素でいうと水象サイン。水は人間の情感を
担当します。また、蟹座サインは月が支配星で、月ととても関連があるサイン
です。色々な事が蟹座サインで起きている数週間でした。感情が揺さぶられた
人もいるのではないでしょうか? さて、今回は蟹座サインで起きる新月に
ついてお話しましょう。今回の新月は、7月6日21:03頃に東京で起きます。

★蟹座サインの新月がテーマにする事

蟹座サインは次の象意があります。
2区分:偶数=内向的な「女性星座」
3区分:要素(エレメンツ)は「水」
水に象徴される情感、情緒を表し“ひっ付く”性質があります。
4区分:性質(クオリティ)は活動宮
物事を始める事に力を発揮します。
支配星:月

蟹座は夏至から始まるサインで、1日の中で一番昼が長いポイントから、少し
ずつ夜が長くなる時期です。これから夏の盛りに向かっていく活発な時期で
すね。蟹座の象意は人体の胃袋に象徴されるように、「吸収しやすいように
凸凹を均(なら)す事」です。

1人の感覚や感情をそれぞれが勝手に主張する世界を一挙にまとめて、他人
の痛みや喜びのわかる人になろうね、というのが蟹座サインの世界観です。

個人が主張をするのはいいのですが、その主張を理解できなければ共感
も得られないし、何となく1人ぼっちで寂しいですよね。人の温もりを感じ、
人と一緒である事の安心感、共感を学び、何かと繋がっていると心が満た
される体験を通し、「良心」「共感」「安心感」を獲得する成長段階です。

みんなが理解できるように表現したり、ちょっと付いて来られない人に
親切に手を差し伸べたり、お世話をしたり、みんなが一緒に楽しめる環境
作りをするのが得意なのが、蟹座サインです。個人の才能や技能を試す
事に集中している双子座サインの世界観を、1つ進めたのが蟹座サイン
の世界です。

支配星の月は、太陽の光を反射する事で輝きます。環境に影響されやすい
ナイーブさを持っていて、それを防御するために蟹は甲羅を纏い、防衛
しています。感受性が鋭すぎて頑なな態度に出てしまうとか、逆に感応
しすぎて、主体性が発揮できない恐れがあります。

また「保護」し、「守る」のは母性とも関わりがあります。守る事が
エスカレートすると、過干渉やコントロールにも発展しかねません。

健全な形で発揮できるように、お願いしてみるのもいいかもしれません。
育み、慈しみ、寄り添い、成長の過程を優しく見守る母のような大きな
愛情も意味しています。

また、蟹座サインは4番目のサインで、ホロスコープの天底といって、
一番深い所に位置します。その事から、「基盤」「家庭」「民族の
ルーツ」といった意味も出てきます。心の拠り所をしっかりさせる事で、
安定した活動ができるもの。足場を固める事は重要な事です。

★蟹座サインの新月で叶いやすい願い事リスト

新月が位置するサインのパワーや性質は新月に影響します。「蟹座サイン
の新月パワー」の特徴を活かして、効率良く願いを叶えましょう。しかし
ながら、物事には悪い面も含まれているのが常です。そもそも「悪い面」
とは、本質(エッセンス)が素直に表現されない時に起きる現象です。

元は同じです。悪い形で表現されたものでも、元を正せば、そのエッセ
ンスは同じなのです。良い面は伸ばし、悪い面は自重する。そんなお願い
をしてみて下さい。以下に蟹座サインの得意分野をリストアップします。

キーワードは「基盤」「安定」「過程(トレーニング/成長)」「慈愛」
「感情」「育成」「過剰な自己防衛」です。

1. 個人の基盤を強める願い事
2. 心の安定を促す願い事
3. 成長を促す願い事
4. 慈愛を育む願い事
5. 感情をめぐる問題を改善する願い事
6. 健全な成長を促す願い事
7. 心を蝕む不安感をなくす願い事
8. 蟹座が司る身体的部分の健康を促進する願い事
乳房、胸腔/すい臓/胃、膨満感、胃潰瘍/腫瘍等
※蟹座生まれの人が、このような部位に疾患や弱点があるという意味
ではありません。蟹座サインが象徴する身体の部分という意味です。
9. 自分の感情への意識を高める願い事
10. 状況操作欲求を抑える願い事
11. 感情を正直に表すための願い事
12. 思いやりと支援を促す願い事
13. 本能に敏感になるための願い事
14. “今”を味わうための願い事

今度の新月は、蟹座のテーマでお願い事をしてみてはいかがでしょうか?
もちろん、これ以外のテーマでも新月はちゃんと受け入れてくれます。
今一番、叶えたい願いを新月に祈るようにして下さい。繰り返しになり
ますが、新月ワークのポイントは5つです。

ポイント1: 「お祈り」に近い感じのお願いをする。
ポイント2: あくまでも主体は自分自身でお願いをする。
ポイント3: 「新月のお願い」の受付は48時間有効。「8時間以内」なら効果抜群。
ポイント4: お願い事は1回につき10コまで。
ポイント5: お願い事を書くのは新月になってから必ず「手書き」で。

いかがでしょうか? 何かインスピレーションは湧いてきましたか?
次回は獅子座で起きる新月について、お話してみたいと思います。

次の新月は8月5日(土)日本時間の12:05、獅子座サイン12度で起きます。
20050706

Closing

2005 年 7 月 5 日

「何と陶芸教室が今年いっぱいで閉鎖! 閉鎖だよ! なくなるんだよ!
信じられる? え~~って叫んじゃったよ。先方は何考えてるんだかわか
らん。先生達だってリストラって事でしょう? まだ生徒が結構いるし、
窯も現役なのに・・・ 他の生徒さん達も途方に暮れてるよ。これも何か
の転機と考えるしかないねー。あぁぁぁーーーどないすんねん、まったく。

太極拳はまだ大丈夫そう? ウチの先生達はまたもや、曜日クラス閉鎖
の時と同じく、突然の通知だったとか。経営中心ってのはわかってるけど
ねぇ。これだけ言いたくってMailしたさー。まったねん」とゆーカナダで
作品作りに励むデザイナーの友人から、目ウロコ情報が飛び込んできた!

ぬわ~に~? 今年いっぱいで閉鎖だとぉぉぉぉぉ?って事は、後半年
じゃないか。えーっ、何で? どーして? 最近、生徒の人数が減って
るのかな? 太極拳は20名がボーダーラインらしい。最初の申し込み時
にこの人数を切ると、まず首の挿げ替え=先生の交代があり、それでも
集まらないと打ち切りなんだって。そして、1回教室を閉鎖すると、先方
のメンツもあり、2度と復活させないそうな(泣)。

それにしても何でだろーねー? 今、先方は経営状況が良くないらしい。
だから目先の欲に走り、すぐに集客できるカリキュラム作りに躍起に
なっている。有名な某先生の教室を増やしたいらしく、太極拳も狙われて
いるのだよ。でもS先生曰く、「某先生が10年、20年もつかどうかよねぇ」。

そりゃムリってモンでしょ! だが、先方はそんな長いタームで物事を
考えてはいられないんだよね。陶芸教室は、月謝の1人単価も高いし、
昼間のクラスなんてドル箱だと思ってたけどね。窯の維持費とかに手間が
かかるのかなぁ。費用対効果の問題? 署名運動はできないんだろうか?

私は太極拳のクラスが潰されそうな時、生徒代表で署名運動をやるから
って、S先生に宣言したんだよね。先方の説明責任は大きい。それにし
ても、陶芸の後はどんなクラスができるんだろ? 先方はブランドだから、
色々と圧力がかかるらしいんだよね。

著名人からオファーがあると、すぐに「へいへい」と揉み手状態になって、
今まであったクラスを勝手に変更しちゃうんだと。それも担当の先生の
承諾なしにね(泣)。私の仕事関連の人も、それで大ゲンカしたんだから。

これも大きな転機と見るのか、とはいえ諸行無常だよね。全てはうつろい
ゆく。変わるという事だけが唯一変わらない法則なのだから。太極拳の
教室も、決して他人事じゃないんだよ。これも1つの警告だよね。肝に
命じておこう。
20050705

5th Anniversary♪

2005 年 7 月 4 日

カワイイ絵文字で「Happy Birthday 空庵(^o^)/1時間ほど早いのですが、
おめでとうございます!」「HP立ち上げ記念日もすぐだね。おめでとう!
異国の地からも楽しみに、いつも見てるからね」といったお祝いMailを
もらった。すっごーくうれしい。どうもありがとね(号泣)。

アメリカの独立記念日コトJuly 4thは、ココロのお休み処“空庵”のお誕
生日であり、めでたく5歳を迎える事ができた。ひゅーひゅーぱふぱふドン
ドンドンドン♪ これも日々、アクセスしてくれるみなさんのおかげです。

どうもありがとうございます! 去年同様、ネームプレート入りのBirthday
ケーキでお祝いする。5本のロウソクを一気に吹き消すと、まるで自分の
誕生日を迎えたようで、新鮮な気持ちになる。空庵はずっと子供のような
存在だと思っていたが、実は私自身の成長記録の意味合いが大きい。
つまり、私はまだ5歳ぐらいなんだろう。どーりで幼いはずだ(笑)。

毎年、色々な出来事があり、多くの出会いがあり、別れがある。つい最近、
空庵とご縁のあった方もいらっしゃれば、立ち上げ当時からずっとご縁の
続いてる方もいる。本当に有り難い。どちらも大切にしたいと思う。

昨年は、3年ぶりにOff会をやった。大人数が集まって飲んで騒いで、
2次会はカラオケで盛り上がるといった会だけには、絶対したくなかった。
大体、ワタシがずぇんずぇん飲めないんだから。大人数も苦手だしね。

おいしい物を食べながら、お一人お一人とゆっくり話せる、こじんまりと
した“空庵”ならではのOff会を、これからも続けていきたい。ゲリラ的
に計画するので、未空風呂(未空ブログ)や寂庵(BBS)をDon’t miss it!

いつも同じコトしか言えないんだけど、空庵にアクセスして下さって、
どうもありがとうございます。Mailやカキコに勇気と元気をもらって、
ココロから感謝しています。そして、これからもココロのお休み処
“空庵”を、未空の成長を見守ってやって下さいね。末長~くよろ
しくお願いしますぅ。
20050704

現象と本質

2005 年 7 月 3 日

戦争には反対である。それが、同じ東アジアのベトナムの出来事であろうが、
遠い中東の国の事であろうが、戦争はよろしくない。そう、多くの人が思う
ように私も同感である。

しかし、戦争はなくても「人は死ぬ」。毎日毎日、事故でも事件でも、病気
でも傷害でも、それが天災であろうが人災であろうが、「人は死ぬ」。その
こと自体は珍しい事ではないのである。だからきっと、私達は「人が死ぬ」
から、戦争が嫌いなのではないのでしょう。

そう「人が死ぬ」事は、ただの現象にしか過ぎない。問題は事の本質である。
私達は、あらゆる目に見え、耳に聞こえる現象に影響されながら生きている。

「15歳の殺人」「金メダリストの妊娠」「近所づき合いの諍い」「友達の昇進」
「癌の宣告」・・・どういうイベントをとっても、それは現象である。私達は時
として現象に振り回される。起こっている出来事に揺さぶられる。

「父は確かに、私に遺産を譲ると言った」「あの時の八百長相撲は許せない」
「だから、愛人なんかの言う事は信じられない」「離婚して家を出た母の言う
事じゃない」という、ただただ起こっている出来事に対峙しているようで、
翻弄されていく。混乱が混乱を呼んで、いつまで経っても泥仕合である。

日常的に物事を考える習慣がないと、本質を観る事ができず、四方に表出する
現象だけに反応しなければならない事になるのだ。まず、自分に問いかけて
みる事である。「なぜ、今そう思ったの?」。全ての答えは自分の中にある。

なぜなら、感じている現象は、全て自分の心の反映だからである。なぜ今、
戦争が嫌だと思ったの?社会を作っていかなくてはならない。争いが嫌いな人ばかりなのに、
争いが起こり続ける世の中を改善する方法は、現象に対処する延長線上に
はないのだ。

たとえ、その現象が「人が死ぬ」くらいの出来事であっても(敢えて言うなら、
人とは100%死ぬものなのだ)、それは所詮、現象なのである。
日常を現象とともに過ごす人、本質を考えて生きる人。

/山本 正樹(経営コンサルタント・株式会社理想経営 代表取締役)
20050703

半夏生

2005 年 7 月 2 日

「今日は半夏生(はんげしょう)ですね。日本には、“音”だけでも響きの心地
良い節気や雑節がありますね。今、暦を見たところ、半夏生の半夏(はんげ)は、
“烏柄勺(からすびしゃく)”という、6月に鞘(さや)をつける薬草が生える時期
からきているそうです」というMailを頂いた。

節気とは、ニ十四節気や七十二節気のように、1年を24、または72に分けた暦だ。
ニ十四節気だけでは、農作業の基準がわかりづらかったため、更に細かく分け、
七十二節気が生まれたらしい。私にMailを下さる方の年齢層はかーなーり幅広く、
話題も様々でおもしろい。全て目を通させて頂いている。これこそが、私が空庵を
続けられる最大の原動力、つまり勇気、元気、エネルギーetc.となる。非常謝謝!

それにしても「半夏生(はんげしょう)」というのは、カレンダーでチラッと
見かけたような・・・ そして、こういう美しい日本語を聞くと、途端に右翼
チック未空の血が騒ぎ、Research魂が暴れ出す。ニッポンを♪みっなお
そ~みなおそ~(笑)。

夏至から10日過ぎた日より、5日間を「半夏生」というそうな。農家にとっては
大事な節目の日でもあり、地方によっては、この日の天候によって、その年
の稲の豊凶を占う日でもあった。

この日は、天から毒気が降るといわれ、井戸に蓋をして毒気を防いだり、この
日に採った野菜は食べてはいけないとされたりした。また、この日雨が降ると、
必ず大雨になるとも伝えられ、故にこの季節に降る豪雨の事を「半夏雨(←はん
げあめ? はんげう?)」というのである。

志摩や熊野の沿岸部では、この日は「ハンゲ」と呼ばれ、豆や雑穀の煎り物
を禁じる日でもあった。佐賀県では、畑の地の神「地荒神(ちこうじん)」を
祭る日であったとか、青森県では半夏の後に田植えをすると、1日につき1粒
ずつ収穫が減るとか、埼玉県では竹の花が咲いたり消えたりし、それを見ると
死ぬとされているので、この日は竹林に行ってはいけない等、地方によって
様々な言われがあるようだ。

そのため、半夏生は地方によって様々な物忌みの守られていた日でもあった
と推測している学者もいる。

また、ハンゲというのは妖怪の名前であり、この妖怪が年に1度、この日、
田畑を徘徊するので、その難を避けるという理由で、労働休みの日とされ
ていた地域が、一部にあったという。へぇ~、妖怪ハンゲでっか。どっかに
いそうだよね。見てみたくないですか(笑)? 教えて、水木しげる先生!

また、以前にはこの日、「夏経(←なつきょう? げきょう?)」という経
を寺で読んだり、虫送りの行事を行う所も多くみられた。伊賀地方でも、
この日までに田植の仕事を完了する事とされ、一種の農閑期の行事と
して、古くから農山村での暮らしの中に位置づいてきたように思われる。

ちょうど梅雨も過ぎ、田植仕事も一段落ついた農家にとって、一息入れるのに、
ほど良い時期でもあった。やがて来る極暑の時期の農作業、そして秋の農繁
期へとうち続く労働の日に備える、常民の知恵がこうした骨休めを目的とする、
半夏生の5日間を生み出したものと推察されるのである、んだと。

関西ではこの日に蛸を、讃岐ではうどんを食べる習慣がある。

また、半夏に似た名前の「半夏生」という毒草も存在するが、半夏とは全く別
の種類の植物だそうな。こちらは化粧を施したような真っ白の花が咲くため、
「半化粧」と名づけられ、それが変化して「半夏生」になったのではないかと
いう説もあるんだって。ほぇぇぇ~。もう知らない事だらけですわ、ペチッ(笑)。

いやいや、勉強になりました。N.Tさん、日本語再発見Mailどうもありがとう
ございました! いずれにしても、半夏生には深~い意味がこめられてる
んですね。うーむ、感動した。まさに♪ニッポン、チャチャチャですな(笑)
20050702

YRP野比

2005 年 7 月 1 日

品川から京浜急行でボックス・シートのある特快に乗り、約1時間で「YRP野比」に着いた。
すでに潮風の香りがする。変わった駅名だが、YRPとは横須賀Research Parkの略だそうな。

改札口で待っていた友人は、会うなり「今日は雨がひどくなる前に、このまま海に行きます。
未空さんにTシャツやビーチサンダルなど、海道具一式を用意しました。タップリ波に浸か
ってもらいますので」と大きなバッグを抱えていた。うわーっ、さすが気が利いてるなぁ。

駅から10分ほど歩くと、道の先に海が見えた。もうそれだけでうれしくなる。野比海岸
は鉛色の空とはいえ、贅沢なプライベートビーチだった。近くのトイレで、持参してくれた
帽子にTシャツ、パンツに着替え、「キャーキャー、海だ海だぁ」とはしゃぎながら、波打
ち際めがけてダーッシュ。まるで子供の頃に帰ったようだ。そぼ降る雨も何のその、
砂浜の感触にエネルギーをもらう。潮風は優しく、波と戯れてるだけで気持ちいい。
体がどんどん元気になっていく。これこそ自然治癒力だ。

「未空さん、コレ何かなぁ?」「どれどれ・・・ この青いビニールっぽい奴? えっ、
ゴミじゃないの。うっそぉーっ!」「ホラ、だって動いてるよ」「ホントだぁ。キモ~い。
携帯で撮る(笑)」「あっ、こっちにもいっぱいいるよ」「ひぇぇぇ~。何コレ~」「何かの
卵かな」「ねぇねぇ、何でこんなにてんとう虫がいるの?」「未空さん、クラゲに気を
つけて」「うわーっ、大群じゃん!」「コレって貝?」「大きいね。形がオモシロ~イ」etc.

改めて眺めると、砂浜はワンダーランドだ。正体不明の色々な物が散らばっていて、
見ていて飽きない。あっちゅー間に時間が過ぎていった。雨も激しくなってきて、
彼女のお母様から電話があり、「ゴハンを食べに戻って来なさい」と言ってくれた。

知る人ぞ知る森繁久彌邸を仰ぎ見て、巨大なサボテンに慄き、夏野菜の丘を抜け
ると、彼女の家に到着。超可愛いダックスフンドのごんぞう君が、お尻尾をブンブン
させ、元気良くお出迎えしてくれた。たけしファンの彼女が、鬼瓦ごんぞうのキャラ
が気に入って命名したとか(笑)。

小さい頃、大人用の自転車に乗って、そのまま田んぼに突っ込んだり、船で遊ん
でいて綱が切れ、沖まで流された後、泳いで岸まで帰って来たが、その時の記
憶が全くないという、ごんちゃんに負けないくらいやんちゃでFunkyなお母様から、
「まずはお風呂にどうぞ。それからゴハンにしましょう」と言われ、早速お言葉に
甘えてしまった。友人が用意してくれたローズの香りにリラックスしながら、
窓の外を眺め、図々しくも一番風呂を堪能する。ゴクラク~ゴクラク~♪

ランチはお母様手作りのエビフライ、とんかつ、ポテトサラダ、南瓜の煮物etc.
豪華てんこ盛り。ワーイワーイ♪ マグロ好きな私のために、3種類の漬け
まで用意して下さった(号泣)。何もかも本当においしくって、遠慮のない私
は全て食べ尽す。いつでもどこでも軍隊アリ未空なのだ(笑)。

デザートは横須賀名物、小泉首相の「純ちゃん饅頭」。まだ売ってるんだね。
感動した(笑)。鎌倉のサブレで有名な豊島屋の「小鳩豆楽」をお土産に
頂いてしまった。もうお初づくしだ。心のこもったおもてなしは、人を優しく
温かく、そして豊かにしてくれる。ただひたすら有り難いと思った。

見ず知らずの私に・・・うるうるうるうる・・・ 大変お世話になり、恐縮して
おります。おかげさまで、とっても楽しかったですぅ♪ ココロ豊かな友人&
Funkyなお母様、車で送って下さった優しいお父様、どうもありがとうござい
ました! こちらこそ末長くよろしくお願いしますね。また、遊びに行きます。
20050701

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