2005 年 6 月 13 日 のアーカイブ

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ピタゴラス

2005 年 6 月 13 日

前にも書いたが、私のオタク魂に火をつけるメルマガがある。発行者は瞑想実践者で、
内容がかなり偏っており、マニアックなところが好きだ(笑)。難しい内容を優しく、
わかりやすく書いてあるので、いつも感心して読んでしまう。今回の特集は「ピタゴ
ラス」。以下はその抜粋です。さぁ、ここからは久々のキテますラインの登場だ(笑)。
毎度のコトながら、ご興味のある方だけどうぞ♪

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黄泉の国へと行く途中で、行く手を阻む門番達の心を捉えた「オルフェウスの竪琴」
のメロディー。この門番をうっとりさせた「メロディー」の深い意味は何だろう? 実は、
このオルフェウスの竪琴の秘密を2500年も前に解いていた人がいた。大数学者
として、歴史に名を残す「ピタゴラス」。実は、ピタゴラスの得意としているのは、
数学だけではなかった。彼は瞑想の天才だった。

2500年前といえば、東洋ではブッダが生誕した同時代、そのためか、ピタゴラス
の事を「ギリシアの仏陀」と呼ぶ人もいる。「ドレミファソラシ」って音あるでしょ?
あれを考えたのもピタゴラス。でも、あれってなぜ「ドレミファソラシ(ド)」なのかな?
なぜ7つで、元のドに戻るのだろう? 別に10個でも、20個でもいいのにね。

ドレミの秘密を知るのに、ピタゴラスのこんなエピソードがある。 ある日、ピタゴ
ラスが散歩していると、「鍛冶屋で鉄を打つ音」が聞こえてきた。ガンガン鳴り響く
鉄の音の中に、聞いてて「心地良い音(協和音)」と「そうでない音(不協和音)」
があるのに気づいたそう。

そして、この「心地良い音」の組み合わせには、「ある一定の法則」がある事を
発見する。楽器の弦の長さが2対1と、3対2の時に、最も美しい協和音ができる
とし、それに基づいて7種の音に大別させた。これが「ドレミファソラシ」の起源だ。

人間の耳には不思議な事に、ドレミファソラシの次のドは、元のドと同じ性質の
音に聞こえる。簡単に言えば、全ての音楽は、たった7種類の音から成っている。
この7種類の基礎的な音を「オクターブ」と呼ぶ。この最も基礎的な音階「ドレミ
ファソラシ(ド)」は、「ピタゴラス音階」と呼ばれた。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/s_honma/music/music.htm

実はピタゴラスの話は、ここから本題が始まる。万物は「音楽」でできている。
「ピタゴラス音階」は、弦の長さで考案したものだ。弦の長さの比が2対1、3対2
の時、2つの音が最も美しい協和音を奏でる事を発見した。この7つの音を、それ
ぞれの太陽系惑星の距離に見立て、各惑星が独自の協和音を奏でており、
宇宙全体が「天球の音楽」を演奏していると直観した。

ちなみに、この「音楽」って言葉。現在人の言葉に直すと、量子力学の「波動」と
言う方がいいかもしれない。2500年前に「波動」という言葉はなかった。だから、
音楽と呼んでた訳だ。太陽光をプリズムに通すと「7色の光」に分かれる。

光も最近の研究で、それぞれの色が独自の波動(振動)を持つ事がわかって
いる。つまり、ピタゴラスは「万物は7種類の音(波動)が、無限種類に組み
合わさり、奏でる」音(波動)のマトリックスワールドだ、と考えた訳だ。

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そして、こんな事も書いてあった。

天空の宇宙には、精妙なる「音楽」が流れている。
心が浄化された人には、その「音楽」が聴こえるが、
それ以外の人には聴こえない。
/ピタゴラス(ギリシアの哲学者)

うーむ、瞑想初心者の私にはまだまだムリだが、いずれ「聖なる調べ」が
聴けたらイイなぁ、と本気(と書いてマジと読む(笑))で思っている。
20050613

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