私が行きたい場所を“空庵”のどなたかが訪ねて下さると、半分行った気になって
しまう。というのも、こんなMailを頂いて、思わずほっほーとあごヒゲをなでな
がら(←ウソウソ(笑))読んでしまったからだ。
「さて、私はとうとう吉野へ行って来ました。バスツアーもお気楽でいいのだけれど、
今度は自力で。そうだ、こういう旅が好きだったんだよ。ハイ、しっかり見て来ました。
金剛蔵王権現像、もちろん撮影禁止だったので、仁王門の仁王さんを送ります。
蔵王権現については、何か奈良の大仏とか見慣れてるので、それほどのスケールと
は思わなかったです。表情も荒削りで、大仏に負けてるなぁ。ただ、ここにも天海像が。
そして、四天王のうち、二体が天邪鬼を踏みつけてる! おぉナイス! ここの
広目天?は男前だ。もちろん、役小角も。そして後醍醐天皇が、南朝として政治を
執っていた場所。そこは本当に本当に狭い所で、ここで政務を行ったり、呪術を
行ったりし、結局都に帰る事はなかったのだな、と思うと切なくなりました。
天気予報通り、途中から雨がしとしと降ってきて、桜の季節も終わって、人は
あまり多くなく、情緒あふれる吉野でございました」との事。仁王様の写真まで
送って頂き、どうもありがとうございます。未空は大変うれしゅうございました。
私は東西南北の守り神、四天王(東・持国天、西・広目天、南・増長天、北・多聞天)
が大好きでね。奈良・東大寺にある戒壇院がお気に♪ 秘仏の蔵王権現は表情が
荒削りで、大仏に負けとるっとな。ここの広目天?は男前ですって。さすがは
オタッキー仲間、なかなか手厳しいですな(笑)。
ねぇねぇ突然ですが、熊野の「三体月(さんたいづき)」にご興味ありません?
毎年、旧暦の11月23日に山の上で「三体月観月会」をやるらしいんだけど、
超寒そうだよね。そもそも「三体月」とは山伏伝説で、真冬の特定の日に山の
端より昇る月が、3つに分かれて見えるという自然現象なんだって。和歌山県・
中辺路や本宮町が10年以上前から、この珍しい現象を観測しようと努力してる
んだけど、なかなか目にする事ができないらしいんだよね。
あと何が気になってるって、和歌山県・川湯温泉にある期間限定「仙人風呂」。
2005年の今でも健在なのかなぁ。河原を掘ると温泉が湧き出るの。底から源泉
がいくつか湧き出してる大塔川の河原をせき止めて、そのまま巨大な露天風呂
にしたという、全国でもとっても珍しい温泉なのだ。風呂好き未空には超たま
んないスポットなのだよ。
レアなこの温泉は、大塔川が雨などで濁った時はお休み。1000人はいれるコト
から、「仙人(千人)風呂」の名がつけられた。源泉によって、熱いお湯が
出ている所と冷たい所があって、場所によって、温度が多少異なるんだけど、
全体的には40度くらいに調整されてるらしい。温泉といっても河原なので、
湯気で煙る川から、熊野の大自然が一望できるんだって♪ 緩やかなんだけど、
河の流れも多少あり、砂地の感触と相まって、フツーの温泉にはない不思議な
感覚が味わえるとか。
野外混浴&河原をせき止めているので、入浴時には水着の着用をオススメして
るそうな。風流じゃ~ないですか? 全国の“空庵オタッキー友の会”の皆様
(←たった今、勝手に作っちゃいました(笑))、これからも旅の報告&レアな
情報をお待ちしています。何でも結構ですので、夜露死苦! そしてですね、
いつかOff会でオタクな話題で盛り上がりませうね♪ フッフッフッ・・・