2005 年 3 月 20 日 のアーカイブ

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瞑想セミナー②in 東京・自由が丘

2005 年 3 月 20 日

そもそも瞑想とは、「自分が神であると気づく心の作用」であり、「最高の祈り」だ。
瞑想により意識を進化させると同時に、日常(相対界)の仕事もしなければなら
ない。つまり、瞑想バカになりなさんなって事だよね(笑)。

師から与えられた個人のマントラは、声に出してはいけないし、紙に書いても
いけない。この点についてだけは、誓約書にサインをする。これはアーユル
ヴェーダの伝統だそうな。マントラは超短いフレーズで、1ワードだが、それ
自体には意味がない。だが、唱え続けていくと不思議な事に、自分のペース
でしゃべれなくなっていった。えっ、ウソでしょ?

とりあえず、マントラの都合に合わせていくと、体を覆っていた鎖がパキーン
パキーンと外れ、体そのものが膨張する感覚に襲われた。左肩に痛みが走り、
体が揺れる。元に戻したくても制御できない。気がつくと30分ぐらい経ったの
だろうか。目を開けて立ち上がると、今度は前頭部に何かが残ってる気がした。
ビルの外に出ると、やたら空や建物がクッキリときれいに見えたんだよね。
初日から、かなり衝撃的な体験だ。

寝る直前に行った瞑想では、体がどんどん前傾みになっていく。何度も体制を
整えるが、結果は同じ。ここであきらめればいいものをムキになって、今度は
首を反って試してみた。竹の子がグイッグイッと伸びていく感覚が出てきたと
思ったら、突然の大きなラップ音がっ! もうすっかりコーフンしたのか何な
のか、結局朝の5時過ぎまで寝られなくなっちゃったよ(笑)。寝る直前の
瞑想は、そのおかげでグッスリ眠れる人と、私のようになるタイプがいるらし
いので要注意!

瞑想はいつやってもO.Kなのだが、1日のうち「ブラフマ・ムフールタ(創造主
の時間帯)」と呼ばれる、お祈りやミサに適している時間があり、それが朝の
4:00~7:00、夕方4:00~7:00だそうな。午前中の瞑想では、やはり体が
右に傾き、イスから落ちそうになった。うーむ、よっぽど根性がヒン曲がっ
てるんじゃなかろーか(笑)。そして、体がボーッとし始め、まるで透明人間
にでもなりかけたかのように、手足の末端が消えていく感覚に襲われる。
「何じゃ~こりゃ~」by 松田優作(笑)。

瞑想が良い状態だと、呼吸が遅い、呼吸が止まる、時々深呼吸が出る、あくび
が出る、眠ってしまう、様々な想念が出る、体が無意識に動く、マントラが
変化する、マントラが消える、知らない間に時間が経つ、何をしていたか覚え
てない、色々なアイデアが浮かぶ←但し、現実生活においての検証が必要etc.

また、驚かないで瞑想を続けて良い場合として、目を閉じているのに光が見える、
熱が尾底骨の下から昇ってくる、過去世が見える、未来が見える、見えるはずの
ない場所が見える、人の心がわかる、妖精や神々が見えたり、話しかけて来たり
するetc. 瞑想は個人差が非常に激しいので、誰もがこういう体験をするワケで
はないし、しなくてはいけないというモノでもない。師も今までに神秘体験は
ほとんどないそうな。とにかく「瞑想」を自分の仕事と割り切って、毎日続ける
事が一番大事であり、瞑想時の変化が不快な時は止める事。

1日の終わりに、瞑想の感想を書いて、師の個人カウンセリングを受ける。一通り
の体験を話すと、「マントラは生き物なんですよ。不思議ですね」と言われた。
まさにその通りだ。人間は体感すると、信じざる得ない。これで初めて納得できる。
アーユルヴェーダ数千年の叡智を侮ってはいけないね。太極拳の立禅、及び今ま
で私がやってきたのは、「黙想」なんだとわかった。目をつぶってココロを穏やか
にする。これだけでもやるとやらないでは大違いだが、マントラを唱えながら行う
「瞑想」とは次元が違うんだよね。

やはり、マントラは生きている。この音に秘密が隠されているのだ! いやいや、
まさに瞑想はワンダーランドだよ。どーりでヒーラーや年上の友人、太極拳の
S先生etc.が、こぞって私に瞑想を薦めるワケが、やっとわかったね。マジに
スゴい世界だわ。本気で驚きました。青山先生、どうもありがとうございます♪
ラスト1日、ますます精進しよう。
20050320

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