2005 年 3 月 5 日 のアーカイブ

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がんばる女性のためのお金の知識セミナー in 東銀座

2005 年 3 月 5 日

経済セミナーに出たのは生まれて初めてだった。以前から、お金についてもっと
知りたいなぁと思っていた矢先、Netで女性限定、料金が2,000円&おいしい
お菓子付き「がんばる女性のためのお金の知識セミナー」を発見。

ケーキの写真がおいしそうで、思わず申し込んでしまった(笑)。実際は、それに
コーヒー&Evian付き! もう何とも至れり尽せりの太っぱらセミナーでしょ。場所
は東銀座。先月に続いて、後篇を聞きに行く。
20050305
経済学では「72の法則」というのがあるそうな。72÷金利=年数。例えば、1992年当時、
3年の定額貯金の金利は6.3%。仮に6%ととして計算すると12年。つまり12年で元本が
倍になった。打って変わって2005年、金利は0.02%。同じように計算すると3600年。

ぬわんと寿命よりはるかに長いっちゅーか、玄孫の代までなんてもんじゃないくらい、
とにかく超低金利時代なワケだ。

1960年代当時、男性の寿命は65歳。定年後、5年くらいで亡くなっていた。だが現在、
寿命は延びに延び続け、男性78歳、女性に至っては87歳だよ。つまり定年後、30年
近くも生きる計算になる。老後の夫婦世帯で、月の平均生活費は30万円ぐらいだとか。
ザッと計算して、30万円×12ヶ月×30年=1億800万円。シングルで半分としても
5,400万円。オイオイ、マジかよって言いたくなる。講師は元ファンドマネージャーで、
1,500億円のお金を倍にまで増やしたんだそうな。もうケタが違うよ。

先生曰く、「まず自分のお金を色分けする必要があります」。色分けとは、その①緊急
(生活費3ヶ月分) ②予備(5~7年先までに使い道が決まっているお金) ③保全(債権)
④増やす(株式)。投資に使っていいお金は①②以外。①②がない人は、毎月の収支から
見直していくプログラムが緊急課題だってさ。「外貨預金は手数料、見た目の金利にダマ
されるな」「投資信託の新商品は買っちゃダメ。だって実績がないんですよ」「女性向け
投資信託って何って思いません? 媚びてますよね」etc.

投資って、組み合わせでほとんど決まっちゃって、銘柄選択やタイミングはほとんど問題
にならないらしい。ちなみに未空弟1号は信託銀行に勤めてるんだけど、信託銀行は自社
の財産とは異なる財産として、投資信託を分別管理する事を法律で義務づけられてるそうな。
また販売会社、運用会社、信託銀行が破綻しても、投資信託の財産は保護されるんだって。
ふーん。私の知らない世界だ。でも、思ったよりおもしろかったなぁ。ホントあっちゅー間の
2時間だった。

それにしても知らないって恐ろしい。税金でも保険でも何でも、無知(実は、無知って仏教
用語で、知らない事は何もないっていう意味なんだけどね)はダメだよ。自分が損するだけ
だもん。泣くのは、いつの時代も弱者だから。空庵でいつかマネーセミナーをやりたいな。
だって、健康と経済は両輪だから。ナメてかかれないよ。どっちが欠けても、すぐ精神不安
になるもん。刺激的な2日間だったマネーセミナー。これを機会に、自分の分母を広げよう。

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