「あの人はどうしてうまくいっているのか?」 人の行動を真似する事から
始めます。でも、うまくいきません。「方法」はわかるんです。書いてある
ものや聞いてみれば、その内容は理解できます。でも、思い通りに進まない。
聞いたように、本に書いてあるようにできません。「やり方」がわからない。
いや、頭では「理解」できるけど、自分の「やり方」で行動できない。「方法」
と「やり方」は違います。「やり方」は、それを行動する人が、すぐに取り組め
る動作です。今、大切な事を伝える時の「強調の仕方」を伝えようとします。
「こんな方法で・・・」と話します。
・適切なタイミングで
・声は大きく、ゆっくりと
・反応を確かめながら
・言葉を3回以上、繰り返す
でも、聞いた人が実行できません。「方法」は理解できても、その人のできる
「やり方」になっていないから。「声は大きく、ゆっくりと」は実行できます。
「言葉を3回以上、繰り返す」も実行できます。「反応を確かめながら」を「相手
の目を見ながら」に変えます。「適切なタイミング」は「最初と最後」に言い
換えます。これで少しやりやすく、実行しやすくなります。「確かめる」や
「適切な」といった表現は、聞いた相手によって、受け取り方が違います。
過去の自分の経験を使って、判断しなければいけません。「方法」を聞いて、
自分なりの「やり方」を作る事が大切ですが、それには「仮説」と「検証」が
必要です。そんな時は、誰にも実行できそうな、またこの人なら、行動できそ
うな「やり方」を教えてあげる事が早道です。「方法」と「やり方」は違います。
必要なのは、自分ができる「やり方」です。
/鈴木 鉄也
♪今日のピッタシカンカンAgain(笑)♪ 古いカルテ(カード)がちょうどなくなり、全て使い切る事ができた。いよいよニューバージョンの登場だーい!