2004 年 10 月 31 日 のアーカイブ

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本気

2004 年 10 月 31 日

20041031
「本気」と書いて「マジ」と読む(笑)。義家さんの「徹子の部屋」を見ていた方からMailを頂いた。やはり、

義家さんの穏やかできれいな顔をしているのにに驚かれて、生き様はやはり、顔に表れるものなんだと。

「もし自分の子供が、母親にババーなんて言ったりしたら、ボコボコにしてやりますよ」と笑ってたっけ。

この方は息子さんがいらっしゃるので、個人的にこのセリフが印象的だったとか。「まぁちょっとした兄弟

ゲンカなんですが、5歳下の弟を蹴り飛ばしてしまったのですね。一応サッカー部なので、見事に何メートル

も吹っ飛んで。やって良い事と悪い事がある。もしかしたら、間違って死んでいたら、ごめんなさいじゃ済ま

ないんだ。お前を殺人犯にするくらいなら、お前を殺してママも死ぬからね、と首を絞めましたら、本気で

ビビッてガタガタ震えておりました。虐待?」。いえいえ、そんな事ないですよ。筋の通った見事な躾、母親

の生き様です。私が元いた会社の先輩なのですが、息子さんとマジでケンカするんですね。「好きで勝手に

子供を作ったくせに、俺はこんな家に生まれてきたくなかったんだ」と言われ、ぶちキレた彼女。なぜかと

いえば、この息子さんは、赤ちゃんの時に難病で生死をさ迷い、マイホーム資金をつぎ込んで、まさに命が

けで育ててきたからなんですね。「いい? アンタは神様からの預かりものなの。もし私だけの物だったら、

とーっくにこの世にいないわよ。神様からお預かりしている、大事な大事なものだからこそ、ここまで一生懸命

に育ててきたんじゃないの。ふっざけんじゃないわよ!」と怒鳴りまくり、それ以来息子さんはおとなしくなった

とか(笑)。相手が誰であれ、いつも直球勝負の先輩です。そこが彼女の魅力ですね。Netで知り合った仲間と、

練炭で自殺する人達も、共感できる部分が「死」というのが、あまりに悲しすぎる。こんなに分かち合える人が、

まだこの世の中にいてくれたのか。それじゃ、生きていける。じゃなくて、一緒に死のう。では、あんまりだと

思うから(泣)。「やりすぎたかな~とは思ったけれど、親だから、命がけで接していかなければ、こんな世の

中で、どうやって生きていいか(私自身だって、自信はないけれど)、解らなくなるに決まってますよね。自分

の子供を平気で殺す人達が、毎日のように存在しているんだから。希望は捨てないで、生きてほしいですよね。

淋しい子供達にも」。私も心からそう思う。お母さん業って年中無休で、ご苦労も多いと思いますが、どうか命

がけで踏ん張って下さい。この大切なお役目は、あなたにしかできない事だから。こんな時代だからこそ、本気

(マジ)で応援しています! またMail下さいね。待ってます。

今日のハロウィン San Diegoのホームステイ先では、悪魔のお祭りと言われ、仮装ができなかった苦い思い出。楽しいじゃんね。

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