「その頃、私の周りには、エセ冒険家が多かった」というMailを頂き、ふと思い出した事がある。私も昔、エセ・ベジタリアンに
???と思った事があるからだ。彼女は「血の滴り落ちるようなステーキなんて、絶対に食べられない。あんなものを食べる
人って、信じられない。一切のお肉は食べない」と言い切った。その時の私は、きっと体質に合わないんだろうなぁと思って
いた。が、後に彼女は、おいしそうに鶏だんご鍋を食べていたのだよ。はぁ~? えっ、ひき肉ならいいワケ? 「お寿司、
大好き!」とも聞いたゾ。はぁ~? えっ、魚ならいいワケ? だんだん彼女のベジタリアンの定義がわからなくなってきた。
この世に生まれた以上、人間は他の命を奪わなければ生きていけない。肉や魚、野菜だって、みんな同じ命だ。それが人
間の宿命であり、「業(ごう)」という。だから、食べる前には、全ての物に「頂きます」と感謝して、その命を自分の生命エネル
ギーに変えさせて頂く。∴食べ物=他の命を粗末にしちゃいけないんだよ。未空家は、それはそれは厳しかった。San Diego
時代のアメリカ人のルームメートJonの従弟に、Craftyというあだ名の同い年の男性がいた。彼は10代の頃から完璧なベジタ
リアンで、肉はおろかパンもパスタも一切食べない。全て卵が入ってるからだ(泣)。それはそれは徹底していて、かなり痩せて
たなぁ。うーん、体質的に太れないらしいんだよね。でも、腰痛以外は健康だって。私は食べ物の好き嫌いがなく、何でもおい
しく頂ける。これは有り難い事だなぁと、今さらながら未空父&母に感謝している。そういえば、給食の時はいつも「未空ちゃん、
コレ食べて~」と他の女の子から、ニンジンやピーマンをお皿にてんこ盛りされつつも、全~部たいらげてたなぁ。まさに、人間
バキューム・カー(笑)。これは社会人になった今でも続いている。つまり何が苦手って、お皿の上に食べ物を残すのが苦手なの
よね。だから、ついつい食べちゃって、デブ屋未空になるワケ。自業自得なのよ。ほっといてんかぁ(笑)。鶏の唐揚げやハンバ
ーグに似せたグルテン・ミートを食べるんだったら、ホンモノのお肉=命に感謝して食べるタイプだわ。ラーメン、焼き肉、ユッケ、
ファーストフードetc. ステーキならレアが好きだし、コーヒーはもちろんカフェイン入り。牛の赤ちゃんが飲む牛乳も好きだし、
白糖バリバリの甘いケーキにワクワク♪ 駄菓子や炭酸飲料とかも、ミョ~に欲しくなる時があるし、まぁベジタリアンとは無縁
の生活だな。だから、エセになる必要もなし。今後も死ぬ瞬間まで、反エセでいこうと思う。
今日の待ち合わせ in 船橋 クライアントの方に「さざんかさっちゃんの前で」と言われたのだが・・・じもてぃーでは有名スポット(笑)