寂庵(BBS)に「草莽崛起」というカキコがあり、まず、読み方がわかんない。キッパリ!
どーゆー意味?って思ってた。あの~、フリガナPleaseですぅ。太鼓の昔・・・じゃなくって、
太古の昔っから、世間の常識・非常識(←オイオイ、お前は猪木か(笑))。私はモノを知
らない奴なので、みなさんのカキコやMailを通して、一人トリビアを味わせて頂いている。
そして、毎回へぇへぇへぇとマウスを連打しているのだ(笑)。非常謝謝! 今回のお題
「草莽崛起」は、「そうもうくっき」と読むんだね。「草莽(そうもう)」は在野、民衆の中、
「崛起(くっき)」とは、起き立つという意味。「草莽崛起」とは、身分を問わず、在野の志
ある者たちが、新しい時代を築くために立ち上がることで、吉田松陰の言葉なんだそうな。
安政6年(1859年)、吉田松陰は北山安世という友人に宛てた手紙に、「今の幕府も諸侯も
最早、酔人なれば扶持の術なし。草莽崛起の人をのぞむほか、頼み無し」と書いている。
つまり、今から145年前の政府は、「今の幕府も諸侯も、もはや酔っ払いみたいなもので、
期待できない。在野の志ある者たちが、新しい時代を築くために立ち上がるほかはない」と
いうテイタラクだったのだ(号泣)。まさに、今のニッポンと同じじゃないか!? 吉田松蔭は
9歳で藩校明倫館で講義をしたほどの大秀才で、従来、東洋の思想は、「民は寄らしむべし、
知らしむべからず」と孔子が言うように、民は慈しみ、統治する対象でこそあれ、民の力を
評価した思想は少なかった。彼はどこで、このような思想を得たのか?ってなワケで、空庵
秋の限定企画「未空“超知ったか”歴史講座」は、明日へと続く~(笑)。お楽しみにねん♪
♪先日のおやつ in 日暮里 ミニ羽二重だんご(餡・焼)&今月のお茶「冷ウーロンティー ラ・フランス」やっぱ和は落ち着くわ~。