「お元気ですか? 突然ですが、未空さんはどんな表情の仏像・神像がお好きですか?
こんな話なかなかできる人がいなくて・・・ 私は憤怒の表情の像に、とてもとても惹かれ
ます。異常かしら(笑)。京都には今、たくさんの神様がお集まりです。何となく、話して
みたくて・・・」というMailを頂いた。どうもありがとうございます! フッフッフッ。こ~んな
話はいつでも、オタッキー未空にお任せあれ(笑)。私もこの方と同様、憤怒の顔をした
仏像・神像には深~く深~くココロ惹かれるのだよ。不動明王、愛染明王、十二神将etc.
共通項は憤怒でしょ。修験本宗・総本山の金峯山寺(きんぷせんじ)では、熊野古道が
世界遺産に登録された記念に、天正20年(1592年)の蔵王堂再建以来、秘仏として国宝
蔵王堂の奥深く400余年に渡り鎮座する、日本最大の秘仏本尊・金剛蔵王権現三体(重要
文化財)を2004年7月1日より1年間、特別ご開帳しているのだ。ぬわんと7mもあるんだよ。
とにかくどデカくて大迫力だぁ! NHKの熊野特集で中継していて、ものスゴーく見たく
なったんだよね。憤怒の顔にココロ惹かれるのは、私の中に同じ激しさがあるからだと
思う。そして、その先にある恕。恕とは、「怒り」の奥にある心。常に相手を思いやり、
互いの価値観を尊び、全てを認め、一切を赦す心。人間は、憤怒と恕の間を往復し続け
る振り子のようだ。観音様の穏やかな微笑にも癒されるが、カーッと目を見開き、口から
炎を吐き出しそうな激しい仏像には、外側に対しては魔除けであり、内側に対しては
猛省を促しているように思える。やっぱ、ダイナミックで勢いがあって、躍動感あふれる
仏像が好きだなぁ。そーそー私は、そんな仏像と同じくらい、龍神様が好きなのよん。
もう一人キャーキャー♪ 天井画に龍が描いてあると、それだけでドキドキワクワク!
あと大木(老木&古木)を見るのもココロ躍っちゃうのね。オタッキーなテーマで、
日本各地を旅したいなぁ。もちろん、不思議大好き未空が行くんだから、温泉付きっ
しょ。それもイマドキ源泉ね(笑)。うふふ・・・ どなたかご一緒しませ~ん?
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♪今日のシンクロ 地下鉄の構内で、ふと目の前に「興福寺国宝展」のポスターを発見。大迫力だよね。憤怒しまくってます(笑)