とりあえず、お金にならなくても、好きなことをして、暮らすことができれば、
人生は楽しい。この事に、それは違うという人は、まずいないと思います。
自分の好きな事ができれば、それは楽しいですよね。問題は、好きな事をして、
暮らしていけるのか?という事だと思います。単刀直入にいえば、お金は?と
いう事です。生きていくためには、絶対にお金は必要。でも、好きな事では
食べていけない。このジレンマをどうすればいいのか? 好きな事を仕事に
して、稼げばいい。こう言ってしまえばカンタンなのですが、そう話がすん
なりいけば、苦労はしないわけで、好きな事をしているだけでは、生きて
いけないよというジレンマを持つことになります。好きなことを仕事にして
いけるというハッピーな方は、全く問題ありませんが、それができないと
いう人の方が大半のはずです。そういった人は、どうすればいいのでしょ
うか? まずは、自分の好きなことを仕事にできるように努力してみる。
それでも、ダメなのであれば、とりあえずは趣味として続けていく。これ
が私の考えです。当たり前と言われるかもしれませんが、これって、とても
重要です。特に、自分でビジネスを展開している人だと、お金にならないと
なると、軽視しがちですが、自分の好きな事をするのって、それだけで大きな
効果が得られます。自分の好きな事はパワーを与えてくれますので、仕事に
も好影響が出ます。普段は嫌気がさすような事でも、カンタンに乗り越えてしま
ったりします。また、お金になる・ならないはともかく、何か一つの事にとことん
打ち込む事は、スゴい勉強になります。遊びにであっても、それを極めるには、
色々な事を学んで、理解を深めていかなければいけませんが、そのプロセスは、
どんな分野でも同じです。仕事・遊び・趣味といっても、それは人間が勝手に
分類しているだけであって、辿るプロセスは一緒です。ですから、一つの趣味を
極めた人であれば、同様に仕事も極めることができます。それから、これが最も
重要ですが、今は趣味にするしかないものでも、いつか、いい仕事のネタになる
かもしれません。例えば、今はやりのインターネットビジネス。これを行うには、
HPを作成するにしても、メルマガを書くにしても、文章を書くことは避けられません。
ですから、文章を書ける人は、それだけでも有利な立場にいます。ところが、なか
なか文章を書くのが得意という人はいません。少し前までは、文章を書く機会なんて、
それほどなかったからです。一方、昔から日記を書くのが好きとか、本を読むのが
好きという人であれば、文章を書くことは、それほど苦ではありません。つまり、
少し前であれば、趣味以外には使い道がなかった日記、読書(知識を得るという
意味では、昔から役立っていましたが)といったモノが、今では立派な武器になっ
ているという事です。でも、数年前までインターネットビジネスなんて、ほとんどの
人は予測できなかったはずです。人生、こんなものですから、何が役に立つか
わかりません。自分の好きな事であれば、遠慮なく取り組んでいいのではないで
しょうか? 絶対にプラスになるはずです。ただ、人生に活かすという意味では、
中途半端にはやらない方がいいと思います。広く浅くより、狭く深くの方が、自分
の身になるはずです。でも、好きな事であれば、あまり難しく考える事もないかも
しれないですね。やるだけで、幸福感を味わえるのですから。
/伊藤 哲哉
♪今日の頂き物お初:白桃オ・レ ミルキーだよ。でも、フルーチェのピーチ味より甘くないな。この繊細なお味は日本人ならでは。