最近、事務処理能力について考えさせられる場面がしばしば。会社の信用を
上げるのも下げるのも、事務スタッフにかかってると言っても過言ではないだ
ろう。仕事の打ち合わせは大抵、会社の上の人間とする事が多い。その場で、
どんなに細かい話し合いがなされたとしても、最終的には各書類への署名や
口座振り込み等、事務手続きが必須となる。つまり、担当者=事務スタッフ
ではないのだ。これが問題! きちんとバトンタッチが行われていれば、何の
問題もないが、両者間にポッカリと大きな穴が開いてる場合は結局、こっち
サイドがイラつく事になる。「先週、“お送りします”と言われたのですが、
まだ届いてないんですけど」「あっ、本日お送りしましたので」って、絶対
だな?! オイオイ、まだ届いてないゾ。そば屋の出前じゃあるまいし、
「今でました~」ってか(笑)。日時、場所、金額等、事務は確認作業が多い。
トリプルチェックをしたって、まだミスが出る時もあるんだから。事務処理能力
というのは、一種の才能なんだと思った。例えば、店にある品物がいつ、誰に、
どれくらい売れて、いくらになったのか? そこから経費、支払い等を計算し、
当たり前だが、マイナスが多ければ赤字だ。また、領収書は誰の名前でもらう
のか? 振り込みはいつなのか? 通帳記入で確認する等、チェックする事は
山ほどある。私のMailカウンセリングは、料金を先に振り込んで頂き、3日以内
にお返事をすると、HP上でうたっている。過去に遅れた事はないので、今のとこ
ろクレームやトラブルは起きていない。あのね、事務が滞ってくると、いずれ大
きな問題を引き起こすよ。書類を送るなら、ちゃんと送る。納品なら、いついつ
までにきちんと納める。働いていれば忙しい、時間がないのは、程度の差こそ
あれ、みんな同じ条件だ。会社でも個人でも、信用がないと人を紹介できないし、
紹介もされない。ある経営コンサルタントの方が「紹介がなければ、その仕事
は終わった事にならない」と言っていた。これを機に、より肝に命じたいと思う。
♪今日の初心に返れ ふとPC上のファイルを整理した。Web Masterに渡した空庵企画書か。懐かしいなぁ。えっ、2000.6.11? 4年前の今日じゃん!