2004 年 3 月 22 日 のアーカイブ

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クモ膜下

2004 年 3 月 22 日

毎年、お花見&花火大会に行くメンバーがいる。その年によって、彼氏が参加したり、

いなくなったりするが(笑)、残りのメンバーは変わらず。女の友情とはそういうものなの

かもしれない。その中の一人から、「お花見は今年ムリだわ。ちょっと大変になっちゃ

って・・・」という電話があった。えっ、いったい何事?と思ったら、お母様が3週間前に

予兆もなく、家で倒れてしまい、クモ膜下で入院してるとの事。多分、血の塊はできていた

状態ではあったが、本人は全く気がつかなかったようだ。突然の出来事に、友人は戸惑

っている。一度手術をしたが、あまり効果がなく、2度目に、今度は頭を開く手術をしたが、

ハッキリとした意識が戻ってないのだそうだ(泣)。かなり深刻な状態なんだなぁ。彼女は

1週間目は会社を休んだが、その後は通勤しているらしい。病院が自宅から、15分くらいの

所なので、通うには良かった。仕事をしながら病院通いというのは、心身共に大変だと思う。

お母様も80才を越えたところ。毎年、お花見の帰りに彼女の家に立ち寄り、お茶を飲んで

いると、いつの間にか、心のこもった夕飯を用意してくれていた。「すみません」と言いつつ、

おいしい家庭料理をパクついていた私。去年までは・・・ 今年はそういう訳にはいかない。

今度は、いつもお世話になってる私が、お返しをする番だろう。早速、桜のカードを送った。

桜だけじゃなくって、富士山&鶴&松の木&初日の出(?)付きのオメデタイ代物だ。病室

に飾って、少しでも元気になってくれたらと思う。他のメンバーが「人間の身体の限界は、

必ず来るんだなと実感。以前、母親が『自分の親って、死なないもんだと思うんだよね』って

言ってたのを思い出しました。確かに今、親がこの世から去るイメージはない。まだ若いし

とか勝手に思ってるだけで。でも、いつかはその時が来るんだと、改めて当たり前の摂理

を認識したな」というMailがきた。私も全く同感だ! 未空母は35才の時に、実母を脳溢血

で亡くしているが、子供3人が小さかったため、そんなに悲しんでる暇がなかったと言って

いた。私の友人は独身だ。何かあれば、どんな事でも力になりたいと思う。今年の花見は、

未空父&母は揃っている。だが、来年の花見はわからない。もしかしたら、私が欠けている

かもしれないのだ。だからこそ、いま目の前にいる人と、真剣に付き合おう。一生懸命に

会おう。だって、これが最期の出会いになるかもしれないのだから・・・ K子さん、お母様

は必ず良くなるからね。お花見&花火メンバー一同、そう信じてるよ!

♪今日のこざっぱり 昨夜から仕事道具を点検し、色々と入れ替え、今日は部屋の片づけ&整理整頓&掃除をした。枕カバーを替えて終了。ホッ♪

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