目の前にクルクルと落ち葉が舞い降りてきた。ふと見れば、路面は雨に濡れた枯葉で覆われている。
赤、黄、茶、まだ緑の葉っぱもあるなぁ。日本の伝統色でいうと、茜色(あかねいろ)、緋色(ひいろ)、
柿色(かきいろ)、柑子色(こうじいろ)、草色(くさいろ)、翠色(みどりいろ)、瑠璃色(るりいろ)、空色
(そらいろ)等、様々な表現がある。人間は、およそ1千万種類ぐらいの色を識別できるらしいが、普段
私達が使っている色名は、ごく僅かだ。日本の伝統色をまとめたブ厚い本を見たが、イマイチ美しさが
伝わってこなかった。やっぱ印刷物ではムリがあるんだろうなぁ。赤の仲間では、蘇芳色(すおういろ)、
鴇色(ときいろ)、東雲色(しののめいろ)、黄の仲間では、苅安色(かりやすいろ)、櫨色(はじいろ)、
鳥の子色(とりのこいろ)、緑の仲間では、海松色(みるいろ)、常磐色(ときわいろ)、萌葱色(もえぎ
いろ)、青の仲間では、縹色(はなだいろ)、覗色(のぞきいろ)、浅葱色(あさぎいろ)etc. うーむ、
奥深い。本物が見てみたいなぁ。ネーミングからして、興味そそるもん。想像の暴れ馬の私にとっては、
たまらんなぁ。まさに♪エキゾチ~ック ジャペ~ン(笑)。基本は草木染めだよね。だって、昔は科学
染料なんてなかったんだから。昔の人と一緒に枯葉を見たら、様々な表現方法を教えてもらえるような
気がするよ。それも美しい大和言葉で・・・ 風景を、物事を、人をより深く見る度合いは、自分自身を
見つめる=内観に比例するのだと思う。まずは、己を知ること。暗い夜道で、バナナの皮かと思うほど
の鮮やかさを放つ枯葉(←表現乏しすぎ(泣))を見つめつつ、コンビニに吸い込まれていく・・・
♪今日の銀座の教授 手相が専門なんだ。7分3,000円なの? 師匠より高いじゃん。それにしてもスゴい人気だな。街頭で18年か。継続は力なり♪