素敵なドイツ語を君に教えてあげよう。例えば、人に何かをしてあげる。
すると、相手は君にこう言うね。「ありがとう」。君は「どういたしまして」
って答えるね。「どういたしまして」これを、よくドイツ語で「Bitte schoen
(ビッテ シェーン)」って言うんだ。もう一つある。「Gern geschehen
(ゲルン ゲシェーエン)」。「Gern geschehen」の言葉には、同じ「どういた
しまして」でも、「ううん、イイんだよ。僕は君に、そうしてあげたかったんだ」
って意味があるんだね。誰のためでもない。自分がそうしてあげたかった。
そこには、見返りの期待はない。素敵な言葉だね。よく人に何かをしてあげ
ると、つい感謝されることを期待するよね。「こんなにしてあげたんだから、
“ありがとう”くらい言ってほしいな」って思ってしまうよね。そうじゃないんだ。
優しくするのも、大切に思うのも、全て「僕がそうしてあげたかったから」。
これが本当の「優しさ」なんだ。これが本当の「大切にする」って事なんだね。
大切な人に「ありがとう」って言われたら、「Gern geschehen(ゲルン ゲシェ
ーエン)」って言おう。
/石黒 謙一
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