あーーーっ、超たりーなぁ。こんな時間から、出かけなきゃなんないのか。でも、前から気になってたしなぁ。
愛しの彼に会えるし(笑)。おーっと、時間もなくなってきたし、Kinko’sに行くのはやめるか。んーーーっと、
ブツクサ言いながら、いつものレクチャーの会場に出かけた。思ったより早く着いたので、Mailを打っていると、
突然「こんにちは。お久しぶりです!」と女性に声をかけられた。えっ、誰だろ? 知り合いはいないはずだけど。
振り向くと、そこには髪の長いスラッとしたOさんが立っていた。うわーっ! 去年、一緒に中国・泰山に行った
方だ。「どうもどうも。こんにちは。お元気でしたか? お久しぶりですぅぅぅぅぅ~」と急に懐かしくなる。泰山は、
私がカメラを持って行かなかった最初の海外旅行でもある。同じツアーの人達から、かなり写真を撮ってもらったが、
最後にきちんと送ってくれたのは、このOさんだけだった。心のこもった手紙付きで、神官Mさんのベストショットも
入っていた。アクの抜けた、なんて優しい微笑みなんだろう。Mさんはまだ生きているが、これは貴重な一枚だ。
「あれをもらった人は、強運の人なんだよ」とOさんが話してくれた。尚更ありがたいではないか(泣)。今回の
レクチャーは、えのき茸の生産では、日本一の規模を誇る株式会社 丸金(長野市篠ノ井小松原字前河原2367-1
Tel:026-293-2177)の社長夫妻が来ており、ブラウンえのき茸(←シャキシャキとした歯ごたえがおいしさの
秘訣なんだそうな)&ビン詰めトラマキ茸のお土産付き。太っ腹じゃん。ちなみに、野生のえのき茸は、カサが
茶褐色で、ヌメリを帯びているんだって。Oさんと「今日来て、超ラッキーだったよね」と話しながら駅に向かった。
「未空さんは独身でしたっけ?」「はい。お嬢さんのAちゃんは、お元気ですか?」「今日、熱を出しちゃったのね」
「大丈夫ですか?」「ここに来るの迷ったんだけど、話が中国だったし、どうしても来たかったのね」「多分、私が
呼んだんですね」「独身だと、全部一人で背負うからツラいのよね。分散できないじゃない? でも、だからこそ、
ものスゴいパワーも出る」「わかるような気がしますね。でも今の私は、全然ダウンなんですよ」「えっ、そうなの?
スッキリした感じの顔に見えるんだけど」「とにかく焦らずに、ぼちぼちいこうと思ってます」「そうね。私もマイ
ペースでいくわ」。Oさんは現在、お嬢さんのAちゃんと共に、神官のMさんを通して、各地にお祭りをしに行きながら、
神道や人生の色々な事を学んでいる。人を包み込む優しさと温かさがあり、どことなく私のメッセンジャーなのでは?
と思ったら「もし、ご縁があったら、お祭りに参加してみたら?」と誘ってくれた。1年振りの再会だったが、これも
何か意味があるような気がしてならない。2004年に向けての新たな人の流れを感じて、うれしくなった夜だった。
♪今日の後の祭り わざわざめんつゆを買いに出かけ、ヤマキの大瓶を選んだつもりが、ミツカンだったさ。やっぱ味が違うなぁと思ったワケよぉ。