峠は、決定を強いるところである
峠に立って、人は思う
自分は果たしてこれから
どの道を行くべきなのか
逆に、どの道にも行くことができる
ただし、どの道を選ぶかで
その先の旅が
全く異なるものになることを旅人は知っている
だからこそ、迷う
だからこそ、考える
一つの風景と別れることなしに
別個の風景には入っていけない
大きな喪失に絶えてのみ
新しい道が開ける
確かに歩き始めれば
目に映る風景は、その都度変わっていってしまう
それが、前に進むということだから
立ち止まることも選べるけれど
その代わり、風景も変化しない
変化しないことを選んでとどまるのか
変化を恐れず、前進するのか
それは、旅人の自由
そのすべてを考えるのが、峠という場所なのだ
自分を振り返り、次を選択する
今、私は峠にいる
♪今日の不思議♪ 隣町の大型100均Shopの3Fで、偶然に友人と出くわす。私が再度、売り場に戻らなければ、彼女には会わなかったはず(笑)