2003 年 7 月 20 日 のアーカイブ

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花火

2003 年 7 月 20 日

2年ぶりに調布の花火大会に出かけた。午前中に、少し雨がパラつき、天気が心配だったが、

調布に着いた時は薄日が差し、まぁ大丈夫だろうと安心した。おととしは療術学院の実技の

試験と重なり、あえなく欠席。昨年は、心理のセミナーの最終試験で泣く泣く欠席。とにかく

まるで呪われたようなスケジュールで、私の出席率は下がるばかり。今年こそ、何が何でも行っ

たるワイと気合いを入れ、友人達に宣言していた。毎年メンバーは女3人。誰かの彼氏の参加

の年もあれば、翌年はまた元の3人に戻っている。やはり、女友達の友情は永遠に不滅だ(笑)。

今年は出席率100%だった友人が、シチリア旅行に出かけており、初めての欠席。なかなか3人

揃うのはムズカシイ。ランチはこじゃれたフレンチ・レストラン。駅前のパルコをゆっくり見ながら、

お茶は老舗のケーキ屋で、昔ながらのフランス菓子を頂く。うーむ、これこそ正統派の味だよ♪

夕方、パルコの地下で夕飯を買い込み、河原に向かう。とにかくムシムシ。これじゃカーデガンは

いらないな。会場はやはり混んでいた。いつも座る草むらは、すでに陣取りされていて、仕方が

なく、歩道に座る事にした。後ろを人で塞がれた瞬間、私は突然、閉所恐怖症の発作が出てし

まった。これは超ショック! こんな広い河原にいながら、なぜ? 実は、足尾に行った時、夜中

に暗所&閉所がWで襲ってきて、パニックになってしまった。まだ治ってなかったんだね(号泣)。

今回の発作は、デブになっていたため、パンツのウエストが苦しくなっていた事、窮屈な場所に

いて、自由がきかなくなっていた事が主な原因だと思うが、潜在的な要因も見逃せない。前は

ハワイに向かう飛行機の中で、突然閉所の発作に襲われ、一緒にいた友人達を心配させてしま

った(泣)。隣にいた友人は、その時の現場にもいた古い付き合いなので、包み隠さず「ごめん。

どうしよう? 閉所の発作が出てきちゃった」と素直に告白し、彼女の肩をギュッと掴んだ。

「大丈夫? 深呼吸して」と言われ、まずパンツのウエストを緩めた。それにしても自分が情け

ない。ここに1時間半もいれるんだろうか? ものすごく不安になる。せっかく楽しみにしていた

のに・・・ 思いっきり走り回りたいが、それもできない。友人に「ごめんね」と言うと、「謝るのは

やめようよ」と言ってくれた。少しずつ落ち着いてきた。大丈夫大丈夫。じきに花火が始まった。

湿気が多く、風が吹かないのか、煙の中に隠れてしまう。それでもキレイだった。ハートマークや

ネコに星、ドラえもんまで飛び出して、日本の花火の技術の高さを物語る。今年はナイアガラが

なかった分、新種の花火の技が光っていたような。思いっきり2人で楽しんだ。それにしても、この

閉所の発作は、どうしたら治るんだろう? というより、うまく付き合って、その時その時で対処

していくしかないんだよなぁ。ここ数年、全く出なかったのに、今月に入って、これで2度目だ(泣)。

まさか、花火大会でなるとはなぁ。マジにショックだった。自分の体調を知り、弱点を把握し、こう

いう症状が出ないような環境作りをしていくしかない。自らの心のメカニズムを解き明かしていこう。

♪今日の感謝♪ カラープリンターやデジカメ、仕事のアイデアetc. この友人にはお世話になりっぱなしだ(泣)。いつか必ずお返しをしたいと思う。

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