イソップの寓話に、「シカとライオン」というものがあります。
ある時、泉で水を飲んでいたシカは、水面に映る自分の姿を目にします。
シカは、自分の大きくて立派な角を見て、とても誇らしく思います。
それに比べて、4本の脚ときたら、華奢でひょろ長いだけで、とても情け
ないと嘆いてしまうのです。そこに突然、一頭のライオンが現れました。
シカは慌てて飛び上がり、草原を全速力で走り抜け、何とかうまく逃げ
のびる事ができ、ホットします。シカは、追って来たライオンに見つか
らないように、森の中の茂みに潜んで、身を隠そうとしますが、今度は
大きな角が木の枝に引っかがって、身動きが取れなくなってしまいます。
そこにやって来たライオンは、難なくシカを捕まえて、食べてしまった
のです。最期にシカは、こう呟きます。「ああ、何と言うことだ。みすぼ
らしくて、役立たずだと思っていた脚が、私を助けてくれたのに、誇りに
していた角のせいで、命を落とすことになろうとは・・・」
♪今日のラララ~ン♪ ココロのこもった長い手紙には、「私にできる限りの
事をさせて下さい」と書いてあった。その時は素直
に甘えようと思う。私もそんなあなたの力になりたい。