「人生、一度きり」
位(くらい)、人臣(じんしん)極めた王侯も
名も無き一介の凡人も
目は2つで鼻1つ、足で歩いて手で掴み
尻でもの言う人はない
立って半帖、寝て一帖
天下を盗っても四帖半
着物は一着、ご飯は二杯
寝だめ、食いだめ、着だめもできず
厠(かわや)の姿はみな同じ
風呂に入る時はみな裸
何かあるのが人生で、幸も不幸も生きている証拠
嵐の中でも時が経つ、過ぎてしまえば屁の如し
泣いて暮らすも、笑ふて住むも
同じこの世の浮世なり
貧も病も人生の糧
然も心は現在を要し
昨日は返すに由なく
明日は未だ、我が手に非ずの今
今の中、今に立つ
されば、心と体にはより
多くの喜びと楽しみを与えつつ
悠然と人生道を味わう
/佐々木 将人(ささき まさんど)「人生観」
♪今日のいいコト♪ PC作業が結構はかどった。めでたしめでたし。