お昼時、たまたま選んだメニューが同じという事はよくある話。これだけの事
であれば、別になんて事ない。ごく普通の行動なのだが、同僚と同じ食事を
してはいけない職種があるそうな。さて、一体なんざんしょ?
答えは、飛行機のパイロット。へぇ~知らなんだ、知らなんだ(笑)。
何で、こんなヘンテコなルールがあるんだろ?
1938年2月の事、アメリカのデンバー郊外で、乗客乗員の全員が死亡すると
いう大事故が起きた。そんな大事故が起きたという事で、原因究明の調査
が行われた。まずは、一番に気になるのが天候の問題だが、事故当日の天気
は良好という事がわかった。次に、飛行機自体の故障が問われたのだが、
こちらの方も特に問題はなかった。という事は、人為的ミスという事になる。
事故後、機長と副操縦士の解剖が行われたのだが、それで実に意外な事実が
判明した。それは何かというと、2人の胃の中には、同じように魚のフライ
があったのだ。これだけでは、ごく普通の事なのだが、この魚のフライが
原因で、急性食中毒を起こしていたのである! しかも、ほぼ同時期に発症
したと考えられ、その瞬間から操縦不能になったのだ。この報告により、
航空各社は、同じ飛行機に乗る機長と副操縦士は、「フライト前に同じ食事
をしてはいけない」というルールを決めたのである。このルールは、当然の
事ながら、同じメニューでなければいいというものではないらしい。
例えば、ファミリーレストランで食事をした場合、機長は「ステーキ」、
副操縦士は「パスタ」何て組み合わせはダメ。いくらメニューが違っていても、
同じお店であれば、材料も一緒だし、第一、使用している水も一緒だからである。
そうなると、同時に食中毒を起こす可能性が高くなる。という事で、別々の店
で食事をしなくてはいけない(泣)。念には念を入れているんだってさっ。