ふと手にした小冊子に、レイチェル・カーソンの事が載っており、興味を持った。
アメリカのベストセラー作家であり、海洋生物学者でもあったレイチェル・カーソンの
最後のメッセージ「センス・オブ・ワンダー」の映画化。彼女は1962年「沈黙の春」
を著し、化学物質が、環境や生物に世代を越えて与える影響に、いち早く警鐘を鳴らした。
56才で亡くなった彼女が、姪の息子ロジャーとの自然体験を元に書いた原作「センス・オブ・
ワンダー」は、子供達と一緒に自然の中に出かけ、共に神秘さや不思議さに目を見張る感性
を育む事の大切さを綴ったエッセイ。翻訳者の上遠恵子さんが、カーソンの人生の足跡を
辿る事により、彼女のメッセージを伝える朗読ドキュメンタリーだ。自主上映という事で、
派手な宣伝も何もない。口コミによって広がり、主に環境問題等の団体が主催している。
かなりワクワクモードで見に行ったものの、途中でうとうとしてしまったり、最後は飽きて
きたりと、私にとっては期待ハズレだったな。もう少し、映像にひねりがほしいよ(泣)。
もっと自然の不思議さや美しさ、神秘さをアピールがほしいよ。印象的なシーンがないゾ。
せっかくテーマがイイのになぁ。惜しいよ。超もったいない。ただ、翻訳者の上遠恵子さん
自身が、とっても自然体でステキだったかなぁ←知的なおば様といった感じ。