2001 年 8 月 のアーカイブ

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2001 年 8 月 11 日

風は みんなに吹く

こんなあたり前のことが

ついこのごろわかった

うれしい

/東 君平(1986年に急逝した絵本・童話作家)

P.S 久々にジョン・レノンの「Imagine」を聴きながら・・・

プレゼント

2001 年 8 月 10 日

やって来るものを、受け止めながら、手放していけばいいんだよ

どんなものでも、自分にやって来るものはプレゼントだ

受け止めて手放せばいい

そうしていくと、受け止めた衝撃で流れが起こって

自然にあるべき方に流れていく

自分でありながら、でも流されろ

自分の外から来るものは、全部プレゼント!

/田口 ランディ

Greedy

2001 年 8 月 9 日

寂しい時は奪いたい時

うれしい時は与えたい時

奪えば奪うほど

寂しさは大きくなり

与えれば与えるほど

うれしさは大きくなる

どうして奪いたくなるんだろうか

自分は何も持っていないからって

思ってしまうからなんだろう

最初から持っているのにね!

ただの欲張りなんだろうなぁ

天気

2001 年 8 月 8 日

旅人 「今日の天気はどうだろう?」

羊飼い「いい天気になりますよ」

旅人 「どうしてわかるんだね?」

羊飼い「いつも自分の望み通りにはなりませんからね。

    どんな事になっても、自分がそれでいいと思えばいい訳です。

    だから、いい天気になると言ったんです」

/アントニー・デ・メロ(アメリカの牧師)

宿題まとめ

2001 年 8 月 7 日

「知の巨人」から、夏休みの宿題まとめが届いた。「無知の巨人」は課題が多い(泣)。

Q. 以下の文章から「与える愛について」考えよ。制限時間:一生(笑)。

~2羽目のスズメの続き~

次に3羽目のスズメが、重い口を開いて、語り始めました。「確かに君達の言う

ように、お天道様も、水も素晴らしい。この世で一番価値ある物は、誰でもその

存在を当たり前だと考えていて、それがある事のありがたさにさえ、気がつかな

いところにあるようだ。皆は、その存在に気がつかないけれども、一番素晴らし

物は、俺が思うには、やはり空気だ。お天道様が隠れても、水がなくても、俺達

は何日かは生きてゆける。しかし、空気がなくなったら、ものの1分もたたない

うちに死んでしまう。そう言われてみれば、気がつくかもしれないけれども、

空気のありがたさは、なかなかわかるものではないね。でも、俺達スズメは、

大空を飛び回る時、思いっきり胸いっぱい空気を吸い込んで、そのありがたさ

に感謝している。水中の魚だって、苦しくなってくると、水面に顔を出し、

パクパク空気を吸い込んでは、感謝しているではないか。それに引きかえ、

人間とは何と傲慢なんだろう。飛行機で空を飛べるのは、自分達の知恵の

おかげだと思っている。そうじゃない。ちゃんと空気があるからこそ、

飛行機も飛べるんだ。空気は、俺達が空を飛ぼうと、人間達が飛行機を

飛ばそうと、1文だって要求しない。俺達は空気に感謝しているが、人間達

が空気に感謝しているのは見た事がない」。太郎は、3羽のスズメ達の話を

聞いて、たいそう悲しくなり、考え込んでしまいました。自分は人間こそが、

万物の霊長で一番偉いんだと教えられていたのに、3羽のスズメが言うような

話は聞いた事がない。自分は、太陽のありがたさも、水のありがたさも、空気

のありがたさも感じた事がなかった。人間とは何と愚かで、バカな生き物

なんだろう。スズメ以下ではないか。そう思うと、太郎は一気に石段を駆け

登りました。その気配に、3羽のスズメは驚いて、飛び立ち、どこかに見え

なくなってしまいました。太郎は、お堂に住んでいる老人を訪ねると、今

聞いたばかりのスズメの話をして、人間がこんなにも愚かならば、人間に

生まれず、スズメに生まれたら良かったと、泣きながら老人に訴えました。

すると、老人はこう答えました。「太郎よ、よく悟ったね。人間とは、一番

素晴らしい物さえ見失っている愚かな生き物なんだよ。その愚かな生き物

であっても、お互い愛し合うという事によって、その罪を許されている。

人間は醜い。しかし、その醜さばかりをいくら見つめていても、醜さは

消えない。神様は、人間の罪を許し、醜さを消すために、愛という魔法の

力をお与えになった。そして、愛があるから、その神秘の力で、人間は

万物の霊長である事を許されているんだよ」

続・宿題

2001 年 8 月 6 日

「知の巨人」から、続・夏休みの宿題が届いた。「無知の巨人」は課題が多い(泣)。

Q. 以下の文章から「与える愛について」考えよ。制限時間:一生(笑)。

~1羽目のスズメの続き~

それを聞いてた2羽目のスズメが、口を開きました。「いや、この世で一番

素晴らしい物は、やはり水だよ。水がなかったら、どんな生き物だって生きて

いけないじゃないか。草木だって、水がなければ、1週間もすれば枯れてしまう。

水がなければ、麦や稲も実らず、僕達は死んでしまうよ。動物だって、水が

なければ、1週間と生きてゆけないはずさ。だからやっぱり、水あってこそ

の命だねで、この世で最も素晴らしい物は水だと思う。僕達スズメは、水に

対して感謝しているから、仲睦まじく生きているけれども、愚かな人間は、

水はタダだと思って軽んじていて、役に立たない宝石とか、ネックレスとか

いうものを手に入れるために、汗水たらして働いている。僕達スズメは、

生まれたまま、神様から頂いたままの姿で、足る事を知って満足しているが、

人間達は、自分達をどうやってよく見せるかで、頭を痛めている。人より偉く

なりたいとか、人よりお金を儲けたいだとか、人より美人になりたいだとか、

全くもって、滑稽千万だ!

2001 年 8 月 5 日

仙台市のある弓道の大家は、射場を暗くして、的代わりに1本の線香を立てて

射撃した。暗闇に見えるか見えぬかの、かすかな線香の明かりだが、この人

が矢を放つと、線香の火がぴしっと消えた。同席したドイツの著名な哲学者が、

「まぐれだろう」と疑って「もう1度」と言うと、やじりは又もぴしっと線香

の火を消した。3度、4度、何回やっても同じである。「どうしてこんな事が

できるのか?」と言うドイツ人の問いに、大家はこう答えた。「線香の火を

凝視しますと、的のかすかな火と自分の魂とが一体となって、天上天下に的

の火と私しか存在しないような、そんな感覚がします。的の方がびゃあっと、

やじりの前に近づいてくる。この時に、矢をつがえていた手を離すのですが、

これを“射る”とは言わず、“手が落ちる”と言います」。理屈に合わない話

だから、「ウソだろう」「錯覚だよ」と言う人もいるのだが、何千、何万と

打ち込んでいく過程での、これも集中力のなせる業だ。科学者の発明発見も、

その発端はひらめきだというが、非常な修練や体験によって、プロの人間は、

考えたり分析しなくても、ひらめきでわかるという部分がある。物事に徹して

しまったところに、生まれてくるのが「勘」というものだ。この「勘」という

言葉には、それだけ深い意味が込められているんだろうね。納得!

来年こそ

2001 年 8 月 4 日

ねぶたの手大きく闇をつかみ行く

/村上 三良

宿題

2001 年 8 月 3 日

「知の巨人」から、夏休みの宿題が届いた。「無知の巨人」は課題が多い(泣)。

Q. 以下の文章から「与える愛について」考えよ。制限時間:一生(笑)。

昔、あるところに、一人の老人がおりました。老人は年老いていて、子もなく、

孫もなく、寂しげに暮らしておりました。その老人が住んでいた町外れのお堂

には、時折、村の子供達が遊びに来ておりました。子供達の中でも、一番腕白

少年は太郎です。太郎は、幼い時に両親を失って、今は姉夫婦の元で育てられ

ている13才の少年でした。ある日、太郎がお堂に通じている石段の所で遊んで

いると、スズメが3羽飛んで来ました。そして、太郎が腰掛けているすぐ横に

舞い降りて来て、話を始めました。1羽目のスズメがこう言いました。

「この世で、一番素晴らしいものはお天道様だ。お天道様が、いつも大空に

 輝いているからこそ、私達の世界が色とりどりに見えるし、木々や草花は

 大喜びしている。穀物もたわわに実って、私達スズメも、そのお相伴に

 預かれる。お天道様が隠れてしまったら、この世は闇だし、どんな生き物

 だって、生きていけないだろう。私達スズメは、いつもお天道様に感謝

 しているから、他のスズメの命を奪ったりする事はない。ところが、

 お天道様がいつもニコニコ照らしているものだから、人間達はいい気に

 なってやりたい放題だ。ケンカはするし、悪口は言い合う。戦争など

 やっているバカもいる」

そうそう

2001 年 8 月 2 日

いつまでも用かたづかぬ暑さかな

/稲畑 汀子

ガラッ

2001 年 8 月 1 日

1. 新しい観点から考え、行動する事

2. これまでの自分が、見落としていたものを再点検する事

3. これまでの証拠に満足しない事

4. 自分の信じていることの枠を広げる事

5. 自己イメージを変化させる事

/マクスウェル・マルツ「ガラッと一変 あなたの人生」より

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