孤独になって、自分自身という最良の話し相手と対話するのです。
すると、一人でいる自分に誇りが持てるようになります。
物事は何でも、その事をして、誇りが持てるかどうかは、極めて重要です。
行動の意志決定に迷ったら、その事をして、誇りが持てるかどうかで
判断すると、物事はうまくいくものです。
但し、重要な事は、人に自慢できるかどうかではなく、自分自身に対して
誇れるかどうかです。人生というもの、自分に対して、自分のやっている
事の正しさを証明していくものなのです。人に認められるためではありません。
ある事を行って、誇りが持てるのなら、それはあなたにとって、やるべき事で
あるという事ですし、逆に、後ろめたさを感じるのであれば、それはやっては
いけない事、あるいは不自然な事であるという事です。
これを実践していれば、自分が自分に対して、誇れる人生になるものです。
/岩月 謙司(香川大学教授 人間行動学)