目の前の「知の巨人」は、シーフードドリアを食べている。先週は中国粥だったので、
ベジタリアンかと思っていたら、「その時に食べたい物を食べますから」と言うので
私と一緒で安心した(笑)。ユング心理学では、人の表層意識は、潜在意識の一部分であり、
その潜在意識を超えたところに、万物をつなげる集合的無意識が存在するという。
そして、その万物を支配する集合的無意識に順応した意識を、表層意識が保つ時、
環境の全ての現象が自分に味方するようになるとか。この「万物をつなげる集合的無意識」
は、どこにつながっているのかが知りたかった。そして彼は、それを説明するためにプリント
を作成してくれた。そこには、様々な次元が書いてある。よく「次元が違う」と言うが、
確かにここから来ているのだ。わかるような、わかんないような・・・難しい(泣)。
帰り際「知の巨人」から、「3次元の中にも、9次元が存在するんですよ」と言われ、
とても大切な事を教えてもらったような気がした。結局、人間界も同じなんだ。
人間界の次元の違いとは、悟性の差なんだろうか? 「知の巨人」は、知性と愛は共存
できると教えてくれた。これを私風に言い表すと、「知は血に、血は知に通ず」となる。
「ち」と「ち」。やはり同じ響きなのだ。根は一緒なんだよね。今回も色々なヒントを
教えてもらって、目の前がパッと明るくなった! 何だかラクになれたような気がする。
というよりも、なぜあんなに執着してたのだろう? 私は、もっと自由になっていい。
今回の宿題は、「脱・抹香」だと思った(笑)。これからも私なりの道を、謙虚に探っていこう!