2000 年 のアーカイブ

フリーズ

2000 年 9 月 2 日

せっかく書いた今日のDiaryが強制終了のため、全部パーになっていまい、

今はその無気力感に苛まれている。どうして、そーなる訳? 私のせい?

集中して書いている時は、こまめに保存しない。またそんな時ほど、良い文章が

書けたとご満悦の場合が多い。フリーズ後は、ドッと疲れて声も出ない。

「一番撮りたい風景の時って、必ずカメラを持ってないんだよね」とあるプロの

カメラマンが言っていた。文章もそうなんだろうか? もう1回、同じような文章を

書こうと思えば書けるが、もうそんな気力もなく、怠け者の私はただ呆然としている。

外では酔っぱらいが、大声で騒いでいる。今夜は、私も仲間に入れてほしいな。

縁起

2000 年 9 月 1 日

縁起12章 おかげさま人生/相田 みつを

1. バカのおかげでお利口がひかる

2. 落ちてくれる人のおかげで合格できる

3. 負けてくれる人のおかげで勝たせてもらう

4. 脇役のおかげで主役が生きる

5. 職場があるから働ける

6. 後輩のおかげで先輩になれる

7. 子供のおかげで親になれる

8. 嫁のおかげで姑になれる

9. 相手(縁)がなければケンカもできぬ

10. 聞いてくれる人のおかげでぐちもこぼせる

11. 下水のおかげで水も流せる

12. 読んでくれる人のおかげで書かせていただく

・・・最後の行はまさに、今の私の心境です。

“空庵だより”の読者が、少しずつ少しずつ増えてきている幸せ♪

ついつい、読者登録数をチェックして、一人ニコニコしちゃうんだよね(笑)

まさに私は「おかげさま人生」だなぁ。皆、元気をどうもありがとう!

花火

2000 年 8 月 31 日

毎年、某花火大会に行って、今年で6年目になる。とにかく大迫力で、超きれいなのだ。

夏といえば花火、日本の夏という風情にココロときめく。とにかく花火は大好き!

そして、日本の花火が世界一美しく繊細で、芸が細かいと思っている。

川原に行って、大きな打ち上げ花火を下から眺める。ドーンという胸に響く音。

岩井俊ニ(字が違うかも)監督の「打ち上げ花火 上から見るか? 横から見るか?」

という映画を思い出す。サントラ盤の中の♪Forever Friendは、名曲中の名曲だ。

今年は特等席にいたので、打ち上げ花火の後に、カスや灰がパラパラ落ちてくる。

一瞬、辺りは真昼のような明るさになる。巨大なストロボだ。何て美しいんだろう!

毎年変わらないメンバーと共に、大声で「ウワーッ、きれーい!」と叫んで拍手する。

・・・土手に気持ちのいい夜風が吹いている。私の夏は、これなくしては終われない。

言葉

2000 年 8 月 30 日

「ある男性のMailより」

 この歳になって自分の人生って何だったのだろうと思っていますよ。

 僕は僕なりに一生懸命生きてきたつもりです。

 ちょうどバブルの時期と重なって、会社のため、昇進のため、

 寝る間も惜しんで働いてきました。

 実は、何も見えていなかったと思うようになったのは、

 定年を控えたつい最近のことです。

 人は死して何を残せるのでしょう。

 確かに、子供達は成人しましたし、

 今の時代はまだ、年金も保証されていますので

 それなりに安定した老後が送れると思います。

 そこそこのステータスも有ります。

 でも、それが何になるのでしょう。

 年金で生活し、若き日の、働き盛りの、僕自身を思い出しながら、

 静かに何も考えず、疑問を持たず人生を終われば良いのでしょうか。

 本当の僕がやりたかった事はなんだったのだろう、

 本当に人生を共にしたかったのは誰だったんだろう、と

 この頃毎日考えています。

 もしかしたら、道の途中で気がついても、

 気づかぬ振りで歩いてきたのではないだろうかと。

 まだ誰にも言っていませんが、

 定年になったら、退職金の半分は妻に残し、

 残り半分を持ってオーストラリアへ渡ろうかと思っています。

 一時単身赴任していたある町が忘れられないのです。

 そこには、いま、どうしているか、気になる人もいます。

 おかしいですね、こんな歳になってそんな事に気づくなんて。

 日本へ戻らず向こうに住めばよかったとのかも知れません。

 当時からうまくいっていなかった妻の居る、

 この家に帰ってこざるを得なかった事情がありました。

 永年連れ添った妻にも、やりたかった事は有ると思います。

 それぞれが、自分に合わないと気づきながら、

 永きにわたって刻んでこなくてはいけなかった人生って、

 いったい何なのでしょうね。

「私の敬愛するK先生から頂いたお手紙より」

 人は生きた分だけ解り、解かった分だけ生きる。

 人は一人で生まれ、一人で死んでいく。

 本質はとても切ない孤独な存在ですが、生きていく道では、

 人と手に手を取って助け、助けられしていくものです。

 よりよく生きるコツは、より沢山の心のネットワークを作っていくことです。

 どんどん輪を広げていって、苦楽を共にするネットワークを張りめぐらしていって下さい。

P.S K先生、心のこもった温かいお手紙をどうもありがとうございました。

  “空庵”の皆さん、一緒にステキなネットワークを作り上げていこうね。

  これからも末永~くよろしくお願いします。

2000 年 8 月 29 日

或日のつぶやき/相田 みつを

~切り捨てる~

わたしは長い歳月

上にのびることばかり考えてきて

土の中深く根を張ることを

忘れていたようです

ヒョロヒョロと

幹ばかり高くのびて

雑然と枝葉がひろがるようになった時

幹や枝葉の重みに耐えられない

根の弱さに

わたしは初めて気がついたのです

気がついた時には手おくれでした

手おくれとわかったとき

私は思いきって

枝葉をおとすことにしました

土の中のわたしの弱い根と

細い幹に支えられるだけの

わずかな枝を残して

あとは、ばっさりと切り捨てました

それは

根の弱い 幹の細い 力のない者が

なんとか自分を守りながら

生きていくための

消極的な、しかもそれなりに

勇気のいる生活の智慧でした

とはいうものの

枝葉をおとす時 わたしは

やっぱりさびしい気がしました

もったいないなあと思いました

しかし おかげさまで いまでは

眼に見えない土の中で

弱かった根が新たな活動を始めたようです

枝葉を切り捨てた分だけ

いや、それ以上かも・・・・・

だれにもわからない根だけが知る

静かな充実感を持ちながら・・・

出家

2000 年 8 月 28 日

出家願望の人が増えているらしい。以前「私は煩悩バリバリなので、

とてもじゃないけど尼さんにはなれないな」と言ったら、「煩悩が

激しすぎて、もう自分の力ではどうしようもなく、何かにすがる思い

で出家するんですよ。でもしょせん人間だから、死ぬまで煩悩は消え

ないんです」と言われた事があった。尼僧になった人達の過去は壮絶だ。

見ているだけで辛く苦しくなる。しかし出家後、とりわけ死ぬ間際の

晴れ渡った顔は圧巻だ! 両極を極めた者が中庸を知るというが、その

澄みきった心と悔いのない生き方を象徴するような穏やかな微笑みは、

人間として本当に突き抜けている。まるで菩薩のようだ!

私も菩薩顔になりたいけど、今はまだまだ般若だなぁ(笑)。

明確化

2000 年 8 月 27 日

以前、心理療法の先生に「相手の話をただ黙って聴いてあげる事が、

カウンセリングの第一歩なんですよ。今の時代、皆忙しくて人の話を

ゆっくり聴いてあげられる事ができないんです」と教えてもらった。

アメリカの心理学者にエリック・バーンという人がいる。

彼の著書「交流分析理論」によれば、人間は根本的に“自分を受け入れて

ほしい”“ほめてほしい”と思っているし、“その価値を認めてほしい”

と考えているらしい。具体的な行為としては“相手をほめる事”“じっと

目を見る事”“うなづく事”“認める事”“抱きしめる事”頭をなでる事”

等があげられる。つまり相手を認め、肯定するという事だ。

カウンセリングの基本は、受容・共感・傾聴。私はこれにもう一つ“明確化”

というのを加えたい。なぜかといえば、この明確化する事で、私がとてもラク

になれたからだ。気が狂うかと思うほどの不安、寂しさ、孤独感・・・一体、

これらは自分の心のどこから来るものなのか? なぜそうなってしまうのか?

一人で全てを明確化する事は難しい。しかし、必ず解決の糸口は見つかるのだ!

私は明確化できた事で、中心座標をどこに置くべきなのかが、おぼろげながら

わかってきた。何だかとても抽象的な話になってしまったが、今回わかった事は、

執着すると見えなくなるという事。一旦、離した瞬間に我に帰って、道が開けて

くるという事。すると新たな自分に生まれ変わって、過去のとらわれから解放される。

明確化する事は、真実の姿を知るという怖い作業でもある。しかし、これができないと

私自身が前に進めない。これからは不安や寂しさ、孤独を抱えながらも、なお前進して

いけるような気がする。今、私はようやくニュートラルな状態に戻れたのかもしれない。

明確化する事の大切さを教えてくれたK先生は、まさに私の人生の師でもある貴重な存在だ。

このK先生との運命的な出会いに、心から感謝している。どうもありがとうございました!

伴走者

2000 年 8 月 26 日

空庵を立ち上げようと思ってから、早1年以上。

本当に多くのうれしい出会いがあった。

今日頂いたMailも、そんな中の一通。

差出人は“未空さんの伴走者”と名乗って、私を励ましてくれた。

共に走ってくれる人がいるというのは、何て心強い事なんだろう?

こんなに広い世の中で、巡り会えたのは奇跡だ。

出会いに偶然はないと思っている私は、人は会うべくして会って、

別れるべくして別れると信じている。

全ての思いは叶わないが、叶わないのもそれなりの意味があって、

これも自分の人生に必要な出来事なのだ。

後に必ずリンクして「やっぱり、あの時の結末は、あれで良かったんだ」

と思えるはず。彼氏・彼女として、夫・妻として出会わなかっただけの事。

ビジネスのパートナーとして、永遠の友達として、同時代を生きる同志として、

心強い仲間として出会い、それぞれを支える場合だってある。

こっちの出会いの方が、はるかに多いんだもんね。

今自分に与えられてる多くのものに感謝しながら、マイペースで進んでいこう。

たった一回しかない人生。いつでもどこでも、悔いのないように過ごしたい。

粘り強く

2000 年 8 月 25 日

何気にTVをつけたら、演出家の宮本亜門が出ていた。彼の舞台作品を見た事はないが、

とても人間的に興味のある人だ。中谷彰宏も同様。2人とも40代で、最高にノッている(笑)。

なぜ宮本亜門に興味を持ったかというと、昔雑誌のインタビューか何かで「母が病院で死んだ瞬間、

そばにいた親父が優しく額にキスをしたんです。それもとっても自然に。今まで見たどんなラブ

ストーリーよりも感動しました」と話していたからだ。何てステキな夫婦なんだろうって思った。

妻の唇ではなく、額というところがポイントなのかもしれない。とても深い愛情を感じる。

私もそんな最後を迎えられるのだろうか(笑)? 宮本亜門に「学ぶとは?」と司会者が聞き、

色紙を渡した。すると彼は“粘り強く 粘り強く”と書いた。最近あまり聞かなくなった言葉だな。

「最近、短気な人が多いでしょ? すぐに答えを求めてクリッククリック。でも粘り強くやっていれば、

きっと素晴らしい世界が見つかるんですよ!」と興奮して語っていた。確かにこの“粘り強く”という

言葉には説得力がある。なぜかといえば、この“空庵”も同じだからだ。私のアナログのDiary歴は、

小さい頃から続いた試しがない。しかし、このDiaryはもう2ヶ月近く続いている。新記録だ(笑)。

「やる気だけではダメなんですよ。それと同じだけの根気がないと続かないんです」と聞いた事がある。

この根気こそが、“粘り強く”なんだよね、亜門さん? 継続は力なりを信じて、このDiaryを書き続けよう。

つながり

2000 年 8 月 24 日

生まれて初めて、ファンMailを出した。お相手は誰でしょう?
今日、届いたメルマガより引用。

人との関係【つながる】

あなたは一人じゃありません。

一瞬たりとも一人ぼっちじゃないのです。

もし今、親友か恋人が、パートナーがいなくても

それは、まず大切な心の中の自分とつながるための

あなたの選択だと気づいて下さい。

心の中のあなたは、あらゆる全てにつながっているのです。

だからあなたがあなたを愛すれば、つながる全てが愛されていくのです。

心配なんかしなくていい・・・

ただつながりを感じて、信じていって下さい。

P.S トップページの次に、アクセス数の多いこのDiary。
   毎日、読んで下さったり、感想を送って下さる方、
   直接お会いした事はないけれど、心はつながってるんですよね。
   私がとっても温かい気持ちになれます。優しくなれます。
   寂しがり屋の私ですが、これからもよろしくお願いしますね。
   毎日、アクセスしてくれてる皆さん、本当にどうもありがとう!

2000 年 8 月 23 日

「憂(うれい)」

むかしの人の詩にありました

君看(み)よ、双眼の色

語らざれば、憂い無きに似たり

憂い・・・・・・・が無いのではありません

悲しみ・・・・・・が無いのではありません

語らない、だけなんです

語れないほど、深い憂い・・・・・・・だからです

語れないほど、重い悲しみ・・・・・・だからです

人にいくら説明したって

まったくわかってもらえないから

語ることをやめて

じっと、こらえてるんです

文字にも、ことばにも

到底表わせない

深い憂い・・・・・を

重い悲しみ・・・・を

心の奥深く、ずっしり沈めて

じっと黙っているから

眼(まなこ)が澄んでくるのです

澄んだ眼の底ににある

深い憂いのわかる人間になろう

重い悲しみの見える眼を持とう

君看よ、双眼の色

語らざれば、憂い無きに似たり

語らざれば、憂い無きに似たり

/相田 みつを

転移

2000 年 8 月 22 日

「転移」とは心理療法、特に精神分析療法の過程で、Cl(クライアント、患者)が

Co(カウンセラー、治療者)に向ける特殊な感情や態度をいう。フロイトが初めて

これを概念化した。あるClは、カウンセラーに依存的になるが、それはClが幼児期、

両親に甘えた事の「転移」であり、またあるClは、カウンセラーに対し反発的であるが、

それはClが幼児期、両親に対し反発的であった事の「転移」であるといった把握をする。

ある精神科医が凶悪犯罪者に対し、ある論文の結論をこう締めくくったそうだ。

「人間としての葛藤を抱えながらも、それでも自分を信じ、心をリフレッシュさせながら、

“3歩進んで2歩下がるといったやり方を楽しむ”つもりで、彼らの治療を進めていく事」。

そしてもう一度、最後に「これは自我の強さとユーモアが必要な作業である。どうやったら、

心は鍛えられるのだろうか?」と問いかけている。思わず唸ってしまった・・・

なぜかといえば、カウンセラーが精神不安定な状態では、とてもカウンセリングどころではない。

カウンセラーだって、生身の人間とはいえ、Clに対する責任もある。それはプロとしては失格だ。

心理療法の先生には「人間力をつけ、治療に対するセンスを養って下さい」と言われたが、

結局、人間は自ら汗をかいて、涙して、血を流した事しか身につかないのではないのだろうか?

やけに厳しい言い方だが、このプロセスの一つ一つが、心を鍛える事につながっていくと思わ

される近頃の私である。

清い

2000 年 8 月 21 日

清い人と一緒にいると、清い人になるらしい。

清いものを見ていると、清いものを寄せつけるらしい。

私は昔から、木に咲く花が大好きだ。夏の香りを漂わせる朝鮮朝顔の

真っ白い大きな花は、本当に美しい! 近所に咲いていて、毎日見とれて

いたのだが、ある日枝ごと切られて、超ショックだった。

ところが、翌年元気に復活して、前年以上の見事な花を咲かせてくれた。

その生命力には、ただただ脱帽。感動してしまった。ちゃんと咲くべき時に

美しく咲いている朝鮮朝顔。顔を近づけてマジマジと見た。いい香りがする。

教えられる事が多い草花。花を見て美しいと思う人間を、花はどんな風に見て

いるのか? 以前の私は、遊園地が大好きだったが、今は植物園の方が好きになった。

未着

2000 年 8 月 20 日

Mailのカウンセリングのお申込みを頂いている。ありがとうございます。

入金して頂いているにもかかわらず、その方からのMailが届かない時、

私はとても心配になる。夏休みだから、旅行にでも行ってるのかな?

PCの調子がおかしいのかな? 寝こんでいるのかな? 大丈夫ですか?

そんなあなたに、私が生前とても会いたかったマザー・テレサの祈りを送ります。

~マザー・テレサの祈り~

主よ、私が空腹を覚える時、パンを分ける相手に出会わせて下さい。

のどが渇く時、飲み物を分ける相手に出会えますように。

寒さを感じる時、温めてあげる相手に出会わせて下さい。

不愉快になる時、喜ばせる相手に出会えますように。

私の十字架が重く感じられる時、誰かの重荷を背負ってあげられますように。

乏しくなる時、乏しい人に出会わせて下さい。

暇がなくなる時、時間を割いてあげる相手に出会えますように。

私が屈辱を味わう時、誰かを褒めてあげられますように。

気が滅入る時、誰かを力づけてあげられますように。

理解してもらいたい時、理解してあげる相手に出会えますように。

かまってもらいたい時、かまってあげる相手に出会わせて下さい。

私が自分の事しか頭にない時、私の関心が他人にも向きますように。

空腹と貧困の中に生き、そして死んでいく世の兄弟姉妹に、

奉仕するに値する者となれますように。主よ、私をお助け下さい。

主よ、私達の手を通して、日ごとのパンを、今日彼らにお与え下さい。

私達の思いやりを通して、主よ、彼らに平和と喜びをお与え下さい。

・・・私は、どこをどう間違ってもマザー・テレサにはなれませんが、

空庵に関わった全ての人が、どうか元気で幸せになれるように祈ってます。

世界中の誰かが私を応援してくれる

2000 年 8 月 19 日

私は定期・不定期を問わず、気がつけば200誌以上のメルマガに登録していて、

自分でも驚いてしまった事がある(笑)。その中から、今日届いたあるメルマガより。

アメリカのある州に、一組の夫婦がいた。

妻は重い病気に侵され、あと1年の命と宣告を受けていた。

嘆く夫に対して、妻は一つの事を考えて、行動に移した。

そして妻は、夏のある日に、ついに亡くなった。嘆き悲しむ夫。

そんな夫の元に、一通の手紙が届いた。夫はそれを開いて驚く。

それは、死んだはずの妻からの手紙だった。日付は、1年前の今日。

そしてあくる日も、あくる日も。ちょうど一年前に書いた手紙が、

毎日夫に届けられた。そう、妻は、自分が死んだ後も夫が寂しく

ないようにと、毎日手紙を書き、郵便局にちょうど1年後に届く

ようにと頼んでおいたのだ。

そして・・・最初の手紙が届いてから、ちょうど1年後・・・

妻からの最後の手紙が届いた。そう、それは妻が命日に書き残した手紙。

そこには、たった一言だけ、こう書いてあった。「ありがとう」。

そう、手紙はもう届かない。

でも、夫はこれから先の人生、決して悲しむ事はなかった。

このお話は、いかがでしたか?

“チャレンジャー”未空さんの応援団よりという方から、おハガキを頂いた。

カナダに住んでるシングルマザーの友達から、自称“親バカVideo”が送られて来た(笑)。

世界中の誰かが私を応援してくれる。うれしいな。やっぱ、私は幸せ者なんだな。

一瞬一瞬の幸せをつなぎあわせれば、永遠の幸せとなりうるのかな? 皆、どうもあり

がとう! 炎の未空は(笑)、皆の応援&元気Songを聴きながら、今日も顔晴るからね。

ridere

2000 年 8 月 18 日

昔、2年間ぐらいイタリア語を習っていた。ridereの意味は「笑う」。

ちょうど1週間前は、NTTのせいで「号泣」だったのに(笑)。

イタリア語教室は、電車が止まっても、とにかく週1の授業は欠かさず、

通い続けていた。おかげで、今ではイタリア語はペラペラ・・・な訳ない。

はっはっはっ。出席率:No.1、及び実力度:クラス1(後ろから数えて)

というかなり珍しい生徒だったのだ(笑)→情けない(泣)。

最近、「カラ元気も元気のうち」と知った。人は何もわからない。

「とりあえず、笑っときぃ」。何となくうなづけた。そうだね。そうしよう!

「顔で笑って、心で泣いて」。これって、できるんだね。そのうち、心も笑えるよ。

仕上げにレンタルCD屋で、元気Songを借りて来た。60分テープに入れる。

A面:ポルノグラフィティ♪ミュージック・アワー(ようやく見つけたよ)

B面:ひろみ with HYPER GO号♪なかったコトにして(ホーンセクションがカッコイイ)

明日からは、コレで起きよう! 音楽の効果は大きい。いつも私を助けてくれる。

こんな私に、あなたの元気Songを教えて下さい。

コレも非日常のせい?

2000 年 8 月 17 日

国内外問わず、友達からの手紙の返事がたまっている。い、いかん、
早く書かねば・・・と思いつつ、Mailに慣れてしまった私には、紙に
文字を書く事がすっかり億劫になっていた。

意を決して、「今日はお手紙カキカキDayにしよう!」と思った。すると
不思議な事に、日頃あえてメンドくさがってやらなかった事柄が、目に
ついてくる。私の性格は、昔っから「ためて一気!」

手をつけるまでに、とにかく時間がかかるのだ。日常の最優先業務:PC
を一番後回しにして、非日常業務にひたすら励む。しかしイヤではない。

色落ちするインド綿のワンピースは、洗濯機には入れられない。お風
呂場で手洗いする。アイロンかけ。拭き掃除。シーツや枕カバーの総
取り替え。机の上の書類・名刺の整理。ポストカードの吟味(笑)。

アイロンかけながら、なぜか♪ババンガバンバンバンって歌ってたな。
最近、温泉行きたいモードが炸裂しているせいもあるんだけど、この
歌ってすっごく素朴な詩なんだよね。

でもほのぼのしていて、歌っていて気持ち良かった! 歌詞が裏覚え
なんで、全部知りたいなぁ。久々に“8時だよ~”が見たくなった。コレ
も非日常のせい(笑)?

呪い

2000 年 8 月 16 日

草木も眠る丑三つ時。カーンカーンカーンと木槌の音がこだまする。

本物を見たら、心臓が張り裂けそうなぐらいの恐怖だろう。

人を呪わば穴二つ。今の時代、通販で「呪いセット」がGetできるそうだ。

これを作ってるのは、町工場なんだろうか? 売れるから作る訳でしょ?

毎日、わら人形や金槌を箱詰めにする気分って、どんななんだろう?

もちろん仕事として割り切っているのだろうけど、私には耐えきれない。

以前、見て頂いたFortune Designの先生の話によると、真顔で「主人を

殺してほしいんですけど」という依頼があるそうな。ひえーっ、怖いよー。

20年もの間、一人の人を怨み続けていたという女性に会った事があるが、

顔はドス黒く歪んでいた。片足はびっこを引き、右足と左足の長さが10cm

以上違うそうだ。なぜ、そんな風になってしまったんだろう?

私も生身の人間なので、人を怨むし、羨むし、妬みもする。でも長くは続かない。

マイナスの環境に身を置き続けてると、結局自分がつらくなる。悲しくなる。

決してその状態が、快楽にはつながらないのが、本来の人間の姿なのだ。

ねぇ、呪いって空しいよ。つらいよ。悲しいよ。怖いよ。何も良い事ないよ。

そんな事をしなくても、人間は、必ず明るく生きるようにできている!

CFS

2000 年 8 月 15 日

今日は終戦記念日ですね。静かに黙祷・・・ところで、CFSってご存知ですか?
 
Chronic Fatigue Syndrome(慢性疲労症候群)の略で、突然原因不明の疲労感に襲われ、

日常生活が困難になる病気です。うつ病などと間違われるのですが、ウィルスが原因とも

言われているそうです。私は今日、ミョーに体中がシビれて、駅の階段を上るのも、歩くのも

シンドくて・・・こんな経験は今までなかったので、ちょっと怖くなりました(泣)。

万世疲労(笑)?・・・慢性疲労は、疲労の症状が6ヶ月以上続く場合をいいますが

その症状は、まさに千差万別。シビれもその内の一つなのかな。ヤ・・・ヤバいよぉ。

これは天からの警告ですね。ただでさえ、猛暑で体調を崩しがち。寝不足はココロと

カラダの超大敵! フレッツ・ISDNも無事済んだ事だし(笑)、今夜から早く寝よーっと!

とにかく無事に、この猛暑を乗り切ろう。皆さんも本当に気をつけて下さいね。

六本木

2000 年 8 月 14 日

「J-WAVE Night」という毎年好例のラジオ局のイベントに応募したら、見事当たって、夜の

六本木・Velfarreに行って来た。かつてのVelfarreといえば、泣く子も黙る(?)ボディコン&

扇子&お立ち台。受付けから会場までこんなに遠いとは・・・地下3Fまでエレベーターに乗って、

いよいよ会場へ。どれだけ広いのかと思っていたら、全然狭い。こんな場所で何百人も踊ってたら

酸欠になっちゃうよ。私のお目当ては、ルパンⅢ世の音楽で有名な大野雄二のLive。

「ピアノを弾く彼の姿は、かなりキレていた。アル中とかかな?」とは一緒に行った友人の弁(笑)。

でも良かったよぉ! やっぱビッグバンドで聴きたいなぁ。超カッコイイんだもん!

ミラーボールを見たのは何年ぶりだろ(笑)? 色々なDJが出て来て、大音響の音楽の中、目まぐるしく

切り替わる映像。凄まじいフラッシュライト。そういえば、黒服ってまだいるの(笑)?

音の大洪水と超刺激的なライトに、目も耳も体中フラフラ。久々だなぁ、こーゆー感覚。何だか懐かしい。

そして、大都会の夜はふけていく・・・

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