カナダ在住の彫刻家が、日本に帰って来た。私は前からファンだったので、
ご挨拶を兼ねて、共通の友人宅で開かれたしゃぶしゃぶパーティーに参加させてもらった。
彼の名前は「河野守行」。動物や鳥、魚、トーテンポール等々、その作品は幅広い。
ログハウスの柱にアライグマが潜んでいたり、天井にサメが泳いでいたり、
過去の作品を色々と見せてもらったが、彼が本当に彫りたいのは「人間」だという。
「訳のわからない現代アートではなく、庶民感覚のアートを忘れずにいたい」
という河野さんは、帰国してからというもの、アイデアがいっぱい出て来てるらしい。
それを聞いていて、こっちもワクワクしてくる! 「目を彫るのは最後なんですよ。
その目がイイと、作品もイキイキしてくるんです」。目は口ほどにものを言い・・・だね。
「来年は絶対イイ年になりますよ。お互い顔晴りましょうね!」と励ましあって、駅で別れた。
彫れば彫るほど、本当に素晴らしい作品が増えていくステキな河野さん。これからが楽しみ♪
いつも日本から応援してますからね。お会いできて、とってもうれしかったです。
“空庵だより”を読んで下さって、どうもありがとうございます。21世紀もよろしくお願いしますね。