今日届いたメルマガに「スティンザー効果」というのがあった。
アメリカの心理学者スティンザーは、小集団の生態を研究した結果、
次の3つの効果を報告しているそうだ。
1)会議では、以前に議論を戦わせた相手が参加している場合は、
誰でもその正面に座る傾向がある。
2)ある発言が終わった時、次に発言するのは、その意見の賛成者よりも、
反対者である場合が多い。
3)議長のリーダーシップが弱い場合は、会議の参加者は正面にいる人と
話したがる。逆にリーダーシップが強い場合は、隣と話したがる。
いかがですか? かなり「ふーん」って感じがしない?
この結果から、会議をうまくリードするために、どうしたら良いかというと?
1)席がいくつも空いているにもかかわらず、あなたの正面に座る人がいたら、
その人は、あなたの意見に必ず反論してくるものと考えておく方が良い。
何かにつけて反論してくるので、あらかじめ対抗策を用意しておく事。
2)あなたの意見と同じ意見が出たら、他人に批判される前に、すぐさま
賛成意見を述べ、味方を増やしておく。逆に、反対意見を言われて
しまってから、賛成意見を増やすのは、かなりの手間がかかり難しい。
3)会議中にヒソヒソ話が始まったら、その席辺りを注目すると良い。
これらの事を頭に入れておけば、会議をうまく操れ、説得の苦労が少なくて済み、
確実な成果を生み出す事ができる、かも知れない・・・と結んであった。
最近、負けない心理学本がブームだ。営業、交渉、プレゼン等々、ありとあらゆる
場面で心理を知っていると、かなり自分に有利に事が運べるのは事実だと思う。
私もいくつか読んだが、ふーんっていう内容が多かった。でも皆が読んでたら、
それこそ裏読みの嵐になるよね。すると今度は裏の裏までって事になるのかな(笑)?
「未空さんはカウンセラーなんですから、ココロのプロですよね」と言われるが、
ソレも違うんじゃ?と思ってる私。生きている以上、ココロって何にでもくっ付いてくるからね。
ココロを学べば学ぶほど、ラクになれると思ってたら、どうもそうではないらしい。
私はいつになったらラクになれるのかな? こういう状態そのものが、生きるって事なのかな?
・・・だとすると、相当シンドいわ。まだまだ修行が足りないね(泣)