~今日届いたメルマガより~
「ボーダーイリュージョン」
「ここ」と言えば 「そこ」ができる
「なか」と言えば 「そと」が生まれる
「うえ」と言えば 「した」が現れる
言葉はいつも全てを分かとうとする
「あなた」と言った途端
「わたし」が存在してしまう
分別による認知
そうやって発展してきたと言われている
そこにリアリティがあるのだと
分かつことを無意識に組み込み
分かつことを教えてきた
幻影の境界線を至る所に 幾重にも引いてきた
ふーむ そこにリアリティがあるのだろうか?
「あなた」を意識すると
別れが切なくなる
「わたしのもの」に集中すると
失う恐怖が芽生える
ボーダーイリュージョン
自ら造った影に怯えている
そろそろそんなもの消してもいいのかもしれない
別れることなどないのだから
失うことなどできないのだから