愛車のチャリンコ“チャーリー”の調子が、前々からおかしくなっていた。
ミョーな音がする。うっ、ヤバい。コレは完全にパンクだな。近所の自転車屋
さんに直しに行った。チャーリーの主治医は(笑)、中学時代の先輩(ツッパリ)
のお兄さんだ。夫婦で店を経営しているのだが、穏やかで、親切で、仕事の丁寧な人だ。
もう1軒、自転車屋があるのだが、ココのオヤジは対照的だ。一度、チャーリーを図書館
の前に置いていたら、イタズラされてしまった。泣く泣く引きずって、この店に持って
行ったところ、イヤミをタラタラ言われ「パンクしてるじゃん? こんなのに乗ってたら
ダメになるよ」。わかってるわよ。だから直しに来たんじゃないのぉ・・・と心の中で
叫びつつ、ひたすら可哀想なチャーリーの復活を願っていた。すると今度は「アンタ独身?」。
「はっ?・・・」。どーゆー関係があるんですか? 呆れてものが言えなかった。
それに比べて、現在の主治医のお兄さんは、会う度に気持ちがイイ! 自転車をこよなく愛して
いるのがわかるし、どんな質問にも丁寧に答えてくれる。「はーい、もう大丈夫ですよ。お待たせ
しました」。結局、後輪を新しい物に取り替え、元気なチャーリの復活! やっぱ人間性なんだよね。
チャーリーにだって、ココロは通じるんだ。お兄さん、いつもどうもありがとう。主治医はアナタだ!