突然ですが、私の名刺は点字名刺(ほしい方がいたら、住所をお知らせ下さいね。
郵送しますよって、オイオイ(笑))。その点字名刺の存在を教えて下さったのは、
S生命のHさんという方だ。初めて彼から点字名刺を頂いた時に、思わず感動して
それ以来ずっと、彼が紹介してくれた「あい・あーる・けあ」という会社に点字名刺を
お願いしている。例えばパーティーの後、ある人に連絡を取りたい時、自分は相手を
覚えていても、相手はすっかり私を忘れている(泣)。こんな経験はないだろうか?
そんな時、点字名刺の効果はバツグンだ。かなりのインパクトがあるのでオススメ
しまっせ(笑)。私はまだ、盲目の方に名刺を渡した経験はない。でも、もしお会いする
機会があれば、すぐに名前を覚えてもらえるに違いない。これはうれしい!
華やかなオリンピックに比べ、パラリンピックは地味な存在だ。障害者=弱者のイメージ。
確かに、その点は否めない。皆さんは車椅子というと、どんなイメージを持つだろうか?
バスケット用、マラソン用、テニス用等、今の車椅子は軽量化され、アルプスの少女ハイジ
に出てくるクララを想像していた私は、その認識の甘さにめまいがした経験がある(笑)。
まっすぐに進む事すら難しい車椅子。これを教えてくれたのも、このHさんだ。
もしも、車椅子のアスリートに混じって、私が競技に参加したら、弱者は一体どっちなんだろ?
こんな事を考えさせてくれたS生命のHさんに、心から感謝しています。どうもありがとう!