Fotune Designerの方が書いた歴史小説を読んでいる。舞台は中国。
上・中・下巻に分かれており、原稿用紙880枚分の大作だ!
その中巻に『む行の女』というのが出てくる。
妬む、嫉む、恨む、憾む、怨む、憎む、僻む、羨むの『む』行。
他にも痛む、傷む、悼む、悔やむ、悩む、苦しむ、悲しむ、哀しむ、
儚む、それに噛む、食む、息む、縮む、竦む、蝕む、忌む、それに絡む。
でも、愛しむ、慈しむ、微笑む、和む、生む、産む、孕む、育むという
『む』行もある。勇気を持つのは勇む。「全てを悪く見て虚無の『む』に
してはいけない」とこの春夢記の主人公、九流術士の李康成が語りかける。
それにしても『む』行って難しい! 全部読めましたか(笑)?