対峙
パニック発作に襲われる度、こんな私に誰がした? 原因は何? 私が
何したっていうの? どうしてこんなに苦しまなきゃならないの? 一生、
治らないの? ねぇ、神様聞いてる?
誰か答えてよ!と大声で叫びたかった。所構わず怒鳴りまくりたかった。
自分が情けなくて悲しくて許せなくて惨めで、自然にポロポロ涙が溢れ
てくる時もあれば、泣きたくても泣けない時がある。ピークを過ぎると、
ドッと虚脱感に包まれ、少しずつ安堵感が戻ってくるパターンの繰り返し。
パニック発作は先天性でもなければ遺伝でもない以上、私が勝手に作り
出しているのだ。だから、私が落とし前をつけなければならない。どんな
にI Hate Meの極致でも、ただ受け入れるしかない。ひたすら耐えるしか
ない。そして、何としても乗り越えるしかない!
お礼状を兼ねて、師匠にそんな私の今年1年の悲苦(←喜ではない)
こもごもをササッと書いた。すると、師匠からMailがきた。
“今ある自分の立ち位置で未来を推し量る。これからどんな明日を想い、
何を目指しているのか? それが大事。ずいぶん辛い1年だったのでしょ
うね。でも、全て自分を映し出し自分を知るため、どう自分と向き合い、
どう自分を創るのか。確かなもの、揺らぎのない人に近づくための天が
与えた試練。内観して内観して、自分を見定める。
人と対座する事は己と対峙する事。内なる魂が何を見ているのか?
生きる事を知るため、どう生きていくかを知るため。究極、人生を
創り彩るのは内なる自分の意識、信念。
人へ道標を与える仕事を選んだ事の重みが、自らに課した自問自答
の日々。放棄する事なく、自分と向き合う事で錬磨している時の流れ。
今のお主の苦難を誇らしく思ってほしい。心より応援しています”
♪パニック発作とそれに伴う予期不安で、ココロとカラダは上へ下へと揺さぶられる。私の人生、こ~んな感じ(笑)