大天才シュリニヴァーサ・ラマヌジャン①
未空父はベストセラー系を読む人で、今までにも五木寛之の「他力」や
「大河の一滴」、養老孟司の「バカの壁」etc.を買って来たので、その恩恵
に与っている。最近は「国家の品格(藤原正彦著:新潮新書刊)」だった。
帯には、“日本は世界で唯一の「情緒と形の文明」である。国際化という
名のアメリカ化に踊らされてきた日本人は、この誇るべき「国柄」を長らく
忘れてきた。「論理」と「合理性」頼みの「改革」では、社会の荒廃を食い
止める事はできない。今、日本に必要なのは、論理よりも情緒、英語より
も国語、民主主義よりも武士道精神であり、「国家の品格」を取り戻す事
である。全ての日本人に誇りと自信を与える画期的提言”とある。
西洋神秘思想史を教えて下さっているT先生は翻訳のプロでもあり、「最終
的には国語力なんです。英語より母国語ですよ」と言っていた。私もそう思う。
外国語は母国語以上のレベルにはならないのだ。
フンフンと思いながら読みつつ、ふと“高卒の天才ラマヌジャン”という名
前に引っかがった。藤原さんは彼を調べるため、1990年代初めてインド
に行ったとの事。おや~? どっかで聞いた事があるゾ。そういえば確か、
ミスターXが一番好きな数学者だと言っていたような・・・
ファイルを取り出し調べると、やっぱり書いてあった。まさしく彼だ!
これで点が線になったので、改めてラマヌジャンについて調べてみ
る事にした。こういう時にインターネットは有り難い。まずは、フリー
百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」から元気よくいってみよーっ(笑)
♪ハロウィン好きの私のために、ココロ優しい友人が魔女キティちゃんを送ってくれた。ホウキ片手に、帽子から耳が出てるあたりは、何とも芸が細かい。非常謝謝! 鬼才ティム・バートン監督の「ナイトメア・ビフォークリスマス」はSan Diegoで見た思い出の映画だ。そのイマジネーションには驚かされる事しきり。また見たいなぁ。