出光美術館 in 東京・丸の内
仙涯さんの辞世の句としては、
来時来処を知る
去時去処を知る
懸涯に手を徹せず
雲深くして処を知らず
全体的な印象として、流れのままに、あるがままにという感じがした。
臨終の折り、「死にとうない、死にとうない」と言った仙涯さん。
弟子達は慌ててその真意を問うが、「ほんまに、ほんまに」と
言った、とも伝えられているらしい。それにしても、魅力的な
お坊さんだ。現代にこんな禅僧はいるんだろうか?
さてさて、この展覧会。66年の歳月を経て、琳派の三巨匠が描く
風神雷神図屏風が、この秋、出光美術館に集う。
「国宝 風神雷神図屏風~宗達・光琳・抱一 琳派芸術の継承と創造」
併設展「仙涯展」
会期:2006年9月9日(土)~10月1日(日)※会期中無休
場所:出光美術館
住所:〒100-0005
東京都千代田区丸の内3-1-1
帝劇ビル9F(出光専用エレベーター9F)
電話番号:ハローダイヤル 03-5777-8600(展覧会案内)
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
毎週金曜日は午後7時まで(入館は午後6時30分まで)
入館料:一般1000円 高・大生700円
中学生以下無料(但し保護者の同伴が必要です)
休館日:「国宝 風神雷神図屏風」展期間中は無休
http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/index.html
♪恵比寿駅の近くでは、祭りの準備が行われていた。どんな風に仕上がっていくのか楽しみに待っていたのだが、なかなか進んでくんない。おじさん、頼むよぉ(泣)。秋は実りの季節だ。全ての収穫に感謝したい。