御神楽
ハロウィンもイイけど、所変わってニッポン。先日、西新宿・成子神社から
御囃子の音色が聞こえてきた。急にそわそわワクワクのパブロフ未空(笑)。
残念ながらLiveではなかったが、それでもどこか高揚感がした。私が初めて
成子神社にお参りした時、おみくじを引いたら大吉! 太極拳に始まりT学
院時代もよく通ったこの街。また最近は仕事でもよく行くので、つくづくご縁
が深い場所なのだと思う。
御囃子とは「囃子」の丁寧語で、「はやしたてる」といえばわかりやすい。
お祭りは神様のお祝いの日で、住民が感謝の気持ちを表して集う。お囃子
は遠方までお祭りの開催を知らせて、「もっと集まれ」とはやしたてている
そうな。私もすっかりはやしたてられ、のこのこ集まって来た一人だった(笑)。
神楽は神道の神事において、神に奉納するために奏される歌舞である。「かぐ
ら」の語源は、「神座(かむくら)」が転じたものとする説が一般的であり、古事記
および日本書紀において、岩戸隠れの段でアメノウズメが神がかりして舞った
日本神話が神楽の起源であるとしている。アメノウズメの子孫とされる猿女君は、
宮中において鎮魂の儀に携わっており、神楽の元々の形は鎮魂・魂振に伴う
神遊びであったと考えられる。
神楽は、宮中で行われる「御神楽(みかぐら)」と、民間で行われる「里神楽
(さとかぐら)」に分けられる。里神楽は更に大きく巫女神楽、出雲流神楽、
伊勢流神楽、武蔵流神楽、獅子神楽に分類されるとか。
今月は色々な神社で秋祭が盛んに行われている。なぜこんな事を書くのか
といえば先日、友人からこんなMailが届いたからだ。