左腕の夢
坂本龍一のアルバムタイトルではない。懐かしいけれど・・・(笑)。
朝、起きたら左腕が完全にマヒしている。しびれて自由が利かない。
こんな事は今までなかった。手首も曲がったまま。右手で必死にマッサージ
をするが、効果なし(泣)。歯を磨きたくても、歯磨き粉がつけられない。
コップが持てない。たとえ持ったとしても、すぐに落としてしまう。
パジャマが脱げない。ストッキングがはけない。少しずつ左腕の感覚は戻って
きてはいるものの、不自由極まりない。母に応援を頼み、何とか切り抜けた。
どうしてこんな事になったのだろう? 友達に話すと、彼女は笑いながら
「あるよあるよ、そういう事。でも、まだ手だからイイんだよ。足だったら、
ほふく(字がわからん)前進だからね。エラい騒ぎだよぉ。私は常に右足なんだ」。
先週、日本に帰って来たばかりの友達は、旅行先のカナダで、いっぱい元気を
もらってきたようだ。「その日さぁ、爆睡して、寝返りしなかったでしょ?
寝相の関係で、全体重が左腕にのしかかったんだね。それはマヒするよ」。
確かに言われてみれば、左腕にはくっきりと跡が付いていた。寝相が悪かったんだ。
それにしても、シビレって怖い。体の不自由って、ホントに泣きたくなる。
いい経験でした。コレはまさに、左腕の“悪”夢! くわばらくわばら・・・