大の字
ちなみに「大の字」を英語で何ていうんだろうと、エキサイトの日→英で
翻訳してみたら、「Great character」と出てきた。そのまんまやん(笑)。
未空母は目的がないとお散歩できないヒトで、未空父はその反対。風の
向くまま気の向くまま、チャリンコでどこへでも出かけて行く。それも
ハンパじゃない距離を走るんだよね。いくらチャリンコ好きの私でも、
とても真似できない。ある意味、ハルクな未空父(笑)。
Myチャーリー1号は何度も誘拐され、その度にっくき犯人から脅迫状が
届いて、高~い身代金(←現在は4000円だよ!)を払って連れ帰って
来たが、後に失踪したまま行方がわからなくなってしまった(号泣)。
出かける時は未空父にチャリを借りていたのだが、あまりに不便なため、
今回ジモティーDでチャーリー2号をGetした。それもピンクだよ。何気に
目立つ目立つ(笑)。24インチという事で小さめのサイズだが、相変わ
らずサドルを高くして、全然O.Kじゃない!
風を受け、気分壮快でどこへでも行く。行動範囲が一気に広がる。私が
新しくなる。やはりチャリは必要なのだ。思い切ってGetして良かった。
フフンフフ~ン♪
同じくチャリ大好きの未空父が明治神宮まで走り抜け、草むらで寝っ転
がっていた。明治神宮はお参りに来ても、奥の方までなかなか人が行か
ない。草むらからは新宿のNTTビルが見え、気分はニューヨーク・セント
ラルパークだ。
以前、クライアントの方をお連れしたら、「こんな場所があったなんて、
今まで知らなかったです。それも新宿御苑と違ってタダなんですよね」
ととても喜んで下さった。
未空家では子供達が小さい頃、週末になるとお弁当を持って、ここに遊び
に来ていた。木陰は涼しく、お昼寝には最高で、大の字になって爆睡して
いた思い出がある。未空父が昔のようにクークースヤスヤ寝ていると、
突然おじさんが現れた。
警備員 「すみません。起きて頂けますか?」
未空父 「は、ハイ? 何かあったんですか?」
警備員 「ここで寝てはいけない事になってまして」
未空父 「どういう事でしょう?」
警備員 「実はホームレスが入って来て寝てしまうんですよ」
未空父 「はぁ~。それで寝てはダメだと・・・」
警備員 「ここは明治神宮の敷地内ですので、寝ていれば追い出すという規則になってまして」
未空父 「座ってるのはいいんですね」
警備員 「もちろんです。木にもたれていても結構です」
未空父 「ただ大の字で寝たりしてはダメなんですね」
警備員 「はい。大変申し訳ないんですが、一応規則ですので」
未空父 「わかりました。ご苦労様です」
警備員 「ご協力どうもありがとうございます。ゆっくりなさって下さい」
明治神宮は東京でも貴重な緑の宝庫であり、私のお気にスポットである。
だが、知らぬ間に大の字禁止令が出ていたとは、超オドロキだーっ!
それにしてもお前さん、江戸もイヤな時代になったもんだねぇ。