自分の背中
8月5日に開催された「10代を真剣に考える1日」。
登場された講師の1人が、伝説のアラキさんです。
http://plaza.rakuten.co.jp/arakiai5
体育教師だったアラキさんは、交通事故で右足を失って義足となり、
その後は体験学習のファシリテーターとして、ボランティア研修会、
ボランティアアドバイザー養成研修等の講師などもされ、現在は米国
オレゴン州ポートランドを本拠地に、スクールソーシャルワーカーの
勉強をされています。
義足という事で、色々な困難な事も経験したアラキさん。
そのアラキさんは、
「大切なのは、どうあるべきかではなく、どうありたいか」
と言っていました。
人に言われたからとか、人にどう思われるかとかではなく、
「自分が」どうありたいか、なんですよね。
最終的に自分の行き先を決めるのは自分。
そして、どうありたいかを思い描くのも自分なのです。
結局、自分が追いかけているのは、自分の背中です。
「ゴールに進もうと前進し続けていたら、
地球は丸いのだから、最終的に自分の背中に辿り着く。
僕のゴールは僕。僕の向こうには僕がいる」
自分が誇れる自分になるために、人は生きているのかもしれません。
自分の言葉で他人が動いても、
他人の言葉で自分がどう反応しても、それは「自分」。
自分のやっている事が、「自分らしいか」「自分に恥じないか」
「美しいか」・・・ そういうチェックをいつもしていると、
揺らがない自分になれるように思います。
そして、自分が自分らしくあるためには、ストレスを溜めこまず、
自分の気持ちをいつも平静にしている事も大切です。
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の親野智可等さんも講師だったのですが、
ストレスを溜めこまないための、必殺技?を教えてくれました。
それが「バブリング」。
何かというと・・・
「でらぐおばるひえごがふぁらえどなぶどりふめもあぐふべ・・・」などと、
意味にならない事を大声でわめき続けるのです。
それを10分(笑)!
30秒でも結構スッキリしますよ。
イライラした時、周りに人がいないのを確かめて(笑)、
バブリングをひとしきりしてみて下さい。
そうすると、息を吐くのでリラックスするし、
頭もゴチャゴチャ考えるのをしばし止めるし、
大声を出すのでスカッとするし・・・で、
スッキリするんですね。
自分らしく幸せな人であるためには、
まずはイライラを上手に解消しながら自分の心をコントロール。
そして自分にできる事を知り、それを生かし切る。
さらに、思いやりを持って周りに接する・・・
それがベストウェイかな、と思います。
夏真っ最中。
ステキな夏をお過ごし下さいませ!
/恒吉 彩矢子
♪今年は海に行けなかったなぁ。波打ち際にいるだけで癒される。来年こそ出かけよう。出会う人、別れる人、今は会えない人・・・様々な思いが交錯する。